3月6日、2月の米国出張、続く「竹島の日」関連行事での島根出張で約一週間国会を空けましたが、その分も重なって連日猛烈な日程が続いています。
現在私は自民党で、これまでの政調会長代理や経済構造改革特命委・幹事長、地方創生実行統合本部・筆頭本部長代理、領土に関する特命委員長などに加え、安全保障と土地法制に関する特命委員長、知的財産戦略調査会副会長と共にコンテンツ小委員長と知的資産の利活用促進に関する小委員長、サイバーセキュリティ対策本部顧問などを務め、各々自分が主催する会議を連日のように開催しております。
国会では外務委員会筆頭理事、地方創生特別委員会理事として、委員会に付託された法案や条約の審議を行うための委員会運営について、野党の皆さんとの断続的な折衝をこれまた連日行なっています。
ちなみに本日の日程の午前中は、いつもは審査する側の自民党政調審議会(政審)において法案説明者となり、今国会に政府が提出予定の国家戦略特区法改正案の審議に臨みました。
この政審とその後の自民党総務会の了承を得なければ、政府は法案を閣議決定出来ず国会に提出することができません。
政審・総務会は自民党の数ある会議の中でも最も厳しい審議の場であり、説明者の責任は重大です。
説明がしっかりなされなければ法案は差し戻し、もしくは再検討、内容削除という場合もあります。提出側の政府担当者としても、政審・総務会を通せなければ、法案審議は次期以降の国会に先送りされ下手をすると一年間遅れることにもなりかねません。
政府側の準備と法案説明者の力量が問われる真剣勝負の場が政審・総務なのです。
本日の国家戦略特区(サンドボックス型特区の導入)改正法案の説明には、政審・総務会とも色々な質問・意見を受けましたが無事に了承を得ることができ、私も責任を果たすことが出来て一安心といったところです。
昼は地方創生特別委員会の理事会、委員会があり、13時からは日本消防協会の定例表彰式に出かけ、議員会館に戻って総務省との打ち合わせと続きます。
その後に予定していた衆議院外務委員会の理事懇談会は、参議院予算委員会審議における財務省答弁に対する野党の反発により、衆参両院の全委員会での審議にストップがかかってしまったため、私も事態打開に向け外務委員会の野党側筆頭理事との協議を行いました。
その後は、ほぼ毎週のペースで開催している経済構造改革特命委員会を開催し、国家戦略特区担当大臣の頃から親しくご教示いただいている元・東大の坂村 健教授より新たな改革戦略についての提案を受けました。
1時間後には議員会館に戻り、外務省との打ち合わせを行った後、都内のホテルで開催された総務大臣時代に大変お世話になった早稲田大学の小尾敏夫教授の退官と名誉教授就任のお祝いに出かけ、挨拶させていただきました。
国会開会中の議員活動は、大体毎日がこうした具合であり、私たち与党議員の党と議会における激しい動きの一端がお伝え出来れば、と願っております。