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第48号 2005.03.14 発 行 |
![]() 総合型地域スポーツクラブを目指して
[川口市ラグビー協会の活動] ![]() 幼稚園から中学生まで5つのグループに分けられたチームの指導を行うのは、56人のコーチたちです。もともとのプレーヤーもいれば、子どもに引きずられてコーチ資格を取った人まで色々です。このコーチたちでつくるお父さんのチーム「ダーリンズ」が結成されています。また、お母さんたちも当初は応援と食事などのお世話をするだけでしたが、いつの間にか熱が入り、 ![]() この他、社会人のチームが2チーム60人あり、現在250人の協会です。8年前の設立当初は28人からスタートしたので、当初から会長を務めている私としても感慨深いものがあります。設立当初は、土手の上の小道で石拾いから始まりました。グランドを確保したり、川口市体育協会に加入したりと、たくさんの方々にお世話になりながら、協会もどんどん充実しています。 私はこの活動を通じて、スポーツの素晴らしさを改めて意識するようになりました。体を鍛え、心を鍛え、ルールの中でフェアに戦うスポーツマンシップを身につけることはもちろんですが、それに加えて、スポーツを通じて新しいコミュニティが楽しみながらでき上がっていくのです。例えば、ラグビーの仲間たちからはこんな声が聞こえてきます。 「ラグビーをやる前は自宅と会社の往復だけだったが、子どもに連れられてグランドに足を運び、いつの間にか仲間ができた」「よその街から越してきた自分に地元の友だちができた」「グランド周辺の石拾いや土ならし、草むしりなどボランティア活動の喜びを知った」等々。 子どもたちは、体力や技術の向上のみでなく、協調性や責任感、忍耐力、相手への思いやり、礼儀や挨拶といった精神的・社会的に必要とされる要素も学びます。たくさんの親御さんたちが、自分の子も他人の子も等しくその心身の成長を見守っています。ラグビーを通じて、新しい地域の輪が、新たなコミュニティが誕生したのです。 ![]() そして私たちは、これまでの活動を踏まえて、ラグビーを中心とした新しい地域コミュニティ活動として、「総合型地域スポーツクラブ」の設立を目指すことにしました。過日、県体育協会に設立申請を行い、新年度での認可を狙っています。 [統合型地域スポーツクラブとは?] 地域住民が自主的に運営する、子どもから高齢者、障害者まで誰もが参加できる多種目型の公共性を伴ったスポーツクラブで、以下の特徴をもっています。
我が国でも、平成12年に文部省が策定したスポーツ振興基本計画で生涯スポーツ社会の実現に向けた総合型地域スポーツクラブの育成プランが掲げられており、行政側からの支援体制も整えられつつあります。 県内でもこの総合型地域スポーツクラブは増加しており、昨年は11の団体が認可され、それぞれ地域に根付いた活動を展開しています。 私たちの動きが契機となり、ラグビーだけでなく様々なスポーツ団体が積極的に地域との連携を図っていく。そして、誰もが笑顔で生き生きと各々のスポーツシーンを満喫し、新たな地域の輪が生まれてくる。そんな光景を夢見ながら活動を続けて参ります。
![]() 昭和33年川口生まれ。明治大学卒業。 川口市役所で地方自治を経験し、市議を経て、 平成8年38歳で衆議院議員に。当選2回。 小泉内閣では総務大臣政務官(43歳)、 続いて国会対策副委員長、 外務大臣政務官(44歳)を歴任。 昨年11月の総選挙で惜敗。次をめざす47歳。 ☆ 新藤義孝後援会事務所 ☆ 〒332-0034 川口市並木 1-10-22 TEL 048-254-6000 FAX 048-254-5550 |
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