新藤議員が活躍した主な法案・外交活動
■PRTR法成立を導く[99.5]
地方分権への移行に関する政策では、市職員の経験を持つ議員として常に的確な指摘を。
商工委員において企業に化学物質排出量の報告義務を旨とするこの法案成立を担当した。行政担当窓口を市町村とする民主党の意見もあったが、市役所業務に精通している経験から「行政担当窓口は県単位が得策」と提言。野党側の学識経験者の賛同を得、野党合意を引出した。
■住民基本台帳法案、賛成派の旗手[99.4]
フジテレビの特集枠では、推進派代表としてコメント求められる
全国どこでも住民票の交付ができたり、資格申請や、年金手続きが簡素化され住民サービスの向上されるこの法案。しかも16省庁92事務が統一され、国の事務も大幅に省力化する。
しかし便利になる一方、国民のプライバシーの侵害が野党の議論対象となった。新藤議員は、地方行政委員会で質問し、新たに個人情報の包括的保護法の制定を提案し、野党の賛成を引きだすことに成功した。
フジテレビの特集枠では、推進派代表としてコメントを求められる。
■住宅ローン減税、子育て教育減税で、景気に活を[98.11]
税制調査委員として住宅ローン減税などを担当。大蔵省を相手に大激論。オオナタを奮った。
所得・法人減税をはじめ、小渕内閣は減税総額9
兆4千億円の減税を決定した。
その決定の舞台裏では、税制調査会での新藤議員など若手と、大蔵省側の大激論があった。大蔵省は、それ以前の国民との不平等性から減税反対を唱えたが、景気回復が緊急課題という新藤発言が流れを変えた。
新藤議員は調査会で『住宅ローン減税・子育て教育減税・企業のコンピュータ導入百万円まで一括償却』を主に担当。特に、住宅ローン減税は景気回復誘導のメイン政策と主張し、170万円の控除を580万円まで減税。今年度のマンション戸建ての購入を大胆に活性化させた。
■オウム対策新法の制定へ
川口にオウム真理教が進出したとの情報を警察からいち早く聞いた新藤議員は、警察庁、公安調査庁の担当者から、オウムの活動状況についての報告を受け、素早く行動を起こした。
新藤議員は、岡村市長を同行し、自治省、警察庁に要望書を提出するとともに、陣内法務大臣、木藤公安調査庁長官に直接会い、住民の不安を解消するための具体的対策を要望した。
引き続き臨時国会での成立を目指し、オウム対策新法案編成作業に取りかかり、現在最終段階に入っている。
■相続税・固定資産税の減税へ
今国民に最も不評なのは、世界一高い相続税と、地価が下がっても上がる固定資産税。昨年の小渕減税で、所得・法人税は先進国で最も低い水準まで下げた。
新藤議員は次は相続税と固定資産税に的をしぼり活動を開始した。まず大蔵・建設両省よりデータを集め、現状を把握。
さらに小渕総裁の再選に向けた政策立案チームに参加し、総裁公約として相続税減税を取り上げるよう提案。8月以降の新聞報道の様に今実現に向け党内作業が進んでいる。
固定資産税は、9月に党内に設立された固定資産税プロジェクトチームに志願し、現在取りまとめ作業の真っ最中。毎週の会議では、不況の中での国民生活のコスト軽減をと主張している。
■国連招待でアメリカへ[98.11]
マンスフィールド元駐日大使より小渕総理へのメッセージをあずかる。
国連の招きで『日米若手議員交流会』が国連本部で開催され、新藤議員ら超党派の7名が参加。安全保障やPKO等に関して積極的に意見交換が交わされ、マンスフィールド元駐日大使との会談も行なわれた。
■IPU会議(南アフリカ)出席[98.4]
会議の合間を縫って各国議員とのロビー外交。この写真はロシアの女性議員。
世界中の国会議員などが一同に介する『第99回IPU会議』が南アフリカで開催。新藤議員は日本代表として出席し、今回のテーマであった政治軍縮や女性問題をディスカッション。国際社会の中での各国議員の交流と情報交換という大きな意義を果たした。
■外務委員として硫黄島を視察[97.11]
硫黄島の慰霊碑へ。祖父・栗林大将の好きだったジョニ黒を供えた。
硫黄島は第2次世界大戦末期の激戦地であり、最高司令官・栗林陸軍大将の活躍は今でも有名な話。その栗林大将とは、新藤議員の母方の祖父。
「奇しくも国会議員として硫黄島を訪れ、玉砕した祖父に議員になった報告が出来たことに大きな感慨を」と新藤議員。
■エトロフ北方領土を訪問[97.9]
エトロフの民家に泊り、人々や子供との交流から、まず日本を知ってもらった。
沖縄北方領土委員として、橋本・エリツィン会談に先立ち、現地調査と下準備のため、北方領土を視察。現地民家にホームスティをし、島民との対話集
会などから、返還の可能性を模索した。行程は、根室港からエトロフまでは速力15ノットという小さな船で30時間という劣悪なものだったが、『アクセスこ
そ交流の基本』という新藤提案で今では高速艇に変わった。
■アフリカ議連にも積極的な参加を
ガーナ大統領候補。ジョン・クフォー氏一行が議員室へ
国連活動において、国の大小に関わらず各国は平等に1票を持つ。そこで今後の常任理事国入りも踏まえ、新藤議員はアフリカ各国議員連盟の全てに入
会。ちなみにアフリカ議連は国別に16の連盟があるが、新藤議員は『日本・モザンビーク共和国議員連盟幹事長』、『日本・ナイジェリア友好議員連盟幹事』
を務め、アフリカとの友好と協力体制の基盤づくりをしている。
マスコミで
■広域行政問題でラジオ出演[99.8]
国民の70%は都市住民。都市派の議員として地方への偏重を見なすべきと語った。
新藤議員の大きな柱の政策の一つに都市政策がある。今まで地方に、農業に偏り過ぎていた地方重点行政を是正し、不公平のない国民への還元を柱に『首都圏都市政策議員連盟幹事』『都市問題対策協議会主査』として活躍している。
この日は都市派の議員の代表として『文化放送・クローズアップ首都圏』に出演。作家でパーソナリティーの村野まさよし氏と都市問題についての討論をした。
■世界の釜本と名コンビ![99.3]
惜しくも韓国には敗れたが、新藤議員は大健闘のプレイを。
新聞各紙でも報道があったが、ワールドカップ共催『日韓国会議員親善試合』が国立競技場で行なわれた。
ワールドカップと同じユニフォームで、番号は年齢と同じ40を指定し、高校時代からの俊足を見せた。写真は釜本議員の名コンビネーション?
■テレビでテリー伊藤氏と大激論[98.7]
マスコミのイメージ操作を厳しく批判。生番組は大混乱に。
フジTVの土曜一番花やしきに新藤議員ら新人21人が生出演。総裁選直後のテーマは『小渕政権』。当時は支持率24.8%と低迷していた。冒頭で
テリー伊藤氏は、「議員の皆さんは国民の意見も聞かず、小渕さんみたいの選んじゃって、呑気というか、面の皮が厚いというか…」と先制攻撃を。
それに対して新藤議員は「そうやってマスコミが間違った前提をつくり、先に色をかけるのは止めてもらいたい」と厳重抗議。この一言から生番組は騒然。後のコーナーが2つ飛ぶほどの混乱になった。
しかし今、小渕政権は国民の支持率50%を超え、安定した政局運営を。あの時のテリー氏のうがったイメージ操作こそ間違っていたと、時間が答えを出した。新藤議員の面目躍如だ。