7月9日、尖閣諸島海域の領海侵入に続き、今度は沖ノ鳥島EEZ 内での中国の違法な海洋調査が発生しています。(2020年07月09日)

 

7月9日、尖閣諸島海域の領海侵入に続き、今度は沖ノ鳥島EEZ 内での中国の違法な海洋調査が発生しています。

国際ルールを無視した中国海洋調査船の活動はこれまでも我が国周辺海域で頻発しており、絶対に見逃すわけにはいきません。
海上保安庁は広報を発出していますが、どの程度報道されるかはその時々で大きく変わります。
いち早く多くの国民の皆様にお知らせするため、海保広報を公開しますので、ご協力をよろしくお願いします。

◎中国海洋調査船「大洋号」の視認について(第1報)

1 本日、 午前 10 時 4 0 分頃、しょう戒中の当庁 巡視船 が 沖ノ鳥島 の 北北西 約310 キロメートルの我が国排他的経済水域内において、 漂泊 中の 中国 海洋調
査船「 大洋号 」が ワイヤー 様のものを海中へ延ばして いるのを確認したことから、 「 我が国の排他的経済水域において、 我が国の事前の同意のない調査活動は認められない。調査の中止を求める。」 旨の中止要求を無線 及び電光掲示板(停船命令 等 表示装置) にて実施 しました。

2 本日、正午 現在 、 同調査船は沖ノ鳥島の 北北西 約 310 キロメートルの我が国排他的経済水域内に漂泊しており、当庁巡視船が 監視警戒にあたっています。

令和2年7月9日
午後0時10分発表
第三管区海上保安本部

※写真は「第三管区海上保安本部提供」