6月1日、自民党科学技術・イノベーション戦略調査会において、「ポストコロナの国際競争を踏まえた科学技術・イノベーションの推進に関する決議」を、財務大臣、経産大臣、科学技術担当大臣に対し申し入れました。
私は会長代理として決議の取りまとめにあたり、我が国の研究力強化に向けた取組を大胆に進め、大学ファンドや新型コロナワクチン研究開発、カーボンニュートラル戦略、AI、バイオ、量子技術など各分野への投資拡充を徹底し、デジタルトランスフォーメーションの推進と併せてSociety5.0を実現し、「経済安全保障」を踏まえた研究開発の強化を求めています。
〇ポストコロナの国際競争を踏まえた科学技術・イノベーションの推進に関する決議(自民党)
また、自民党宇宙・海洋開発特別委員会では、「小型衛星コンステレーション時代への対応と民の力を引き出す挑戦的な政策の推進―第七次提言」を取りまとめました。
私は委員長代理として取りまとめにあたり、我が国の新たな宇宙政策として、「小型衛星コンステレーション」システムの構築を打ち出しました。これは、多数の小型衛星をシステム設計された軌道に投入し協調した動作を行わせることにより、安全保障や自動走行、防災対策など、今後の宇宙利用に革新をもたらすものとして期待しています。
また、米国と共に月と金星の探査を進める「アルテミス計画」や、私が委員長として推進しております準天頂衛星を利活用した「G空間プロジェクト」と合わせ、宇宙領域の特性を踏まえた、失敗を恐れない挑戦的な宇宙開発・利用を推進して行くことを関係省庁に求めています。
我が国が目指す、未来を拓くイノベーションをもたらす、これら科学技術に関する決議・提言を是非ご覧になってください。
〇小型衛星コンステレーション時代への対応と民の力を引き出す挑戦的な政策の推進―第七次提言―(自民党)
〇小型衛星コンステレーション(文部科学省)