7月29日、26日のロシアの首相と関係閣僚による択捉島上陸を議題に、自民党・領土に関する特別委員会と外交部会合同会議を開催しました。
冒頭、委員長として、北方領土問題に関する日露間のこれまでの努力を踏みにじる今回の許せない行為に対し、強い怒りを表明しました。
日本側の対応について外務省から報告を受けた後の議論では、出席議員より、様々な指摘が出されました。
特に、戦後の長い間不法占拠を続けている日本固有の領土に対し、平和の祭典であるオリンピック開催中にこうした野蛮な行動を取った事は極めて許しがたく、日本は抗議をするだけで良いのか、と言った極めて厳しい意見も出されました。
外務省には、状況を詳細に分析の上、毅然とした対応をとることを強く要請しております。
◯上陸資料、外務大臣談話、北方領土におけるロシアの主な活動、インフラ整備状況(外務省)
◯国後島周辺におけるロシア軍の射撃訓練予告について、駐留ロシア軍部隊資料(防衛省)