中央アジアのタジキスタンからグラフゾ下院副議長以下、上院議員2名、下院議員3名、議会スタッフ5名が国際協力事業団(JICA)の研修事業である国会運営セミナーに参加するために訪日、研修初日に新藤政務官を表敬訪問した。グラフゾ副議長らは、タジキスタンによるテロで亡くなった故秋野豊国連タジキスタン監視団政務官の遺志を継ぎ、タジキスタンの和平と民主化を日本が支援する一環として行われている本件研修事業に対し感謝の意を表明するとともに、日本とタジキスタンの関係強化への期待を表明した。新藤政務官は、日本の民主主義の制度の面はもちろんであるが、その基盤となっている歴史や精神面も良く理解して欲しい、また、昨年の米国でのテロ事件により、タジキスタンをはじめとする中央アジアの安定が世界の平和と安定のために重要であることを改めて認識しており、タジキスタンとの関係強化に留意していきたいと述べた。
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2002.10.25 持続可能な開発における農業の役割についての国際セミナーに出席
外務省、農林水産省、国際農業研究協議グループ、国際連合大学が共同で開催した「ロバート・マクナマラ・セミナー(持続可能な開発における農業の役割)」において、外務省を代表して挨拶を行った。その中で、日本政府が世界の食糧事情の改善に向けた協力を行ってきていることを強調。特に、国際農業研究協議グループの成果であり、日本政府が支援してきた「ネリカ米」の開発に触れ、これはアフリカの食糧事情改善に劇的な効果を上げる可能性があると述べた。また、「ネリカ米」に因んだジョークに会場は笑いに包まれた。
2002.10.24 新藤代議士の働きかけで橋本聖子参議院議員が川口で講演
10月24日、川口市の南平公民館にて行われた池田嘉明市議会議員後援会主催の大会に、新藤代議士は、参議院の橋本聖子先生とともに応援に駆けつけた。
昨年夏の参院選直前に池田市議の後援会が国会見学を行った際、党本部での昼食時に橋本聖子先生が挨拶に来ていただいたのが縁で、以来、池田市議が橋本先生を川口に招いて講演をお願いしたいと希望していたのを、今回新藤代議士の働きかけにより実現したもの。
500名近くの参加者が集った同大会は、池田市議の挨拶から始まり、新藤代議士は外務大臣政務官としての抱負を語り、また来春の統一地方選挙に向け池田市議への支援を呼びかけた。
引き続き橋本先生が、オリンピック選手としての経験や自らの出産・子育てのエピソードも交え、女性の住みやすいまちづくりや社会進出について1時間余りに渡り講演し、会場の皆さんも真剣に話しに聞き入っていた。
最後に、橋本先生の愛娘せいかちゃんが壇上に上がり、記念品を受け取ってお辞儀をした愛らしい姿に会場も沸き、大会に花を添えた。
2002.10.23 ペータル・アンドノフ 駐日ブルガリア大使が表敬訪問
旧知のアンドノフ大使が政務官就任のお祝いに訪れた。バラとワインとヨーグルトの国として知られるブルガリアは、現在EU及びNATOへの加盟に向けて国内改革を推進しており、新藤政務官はブルガリアの民主化・改革努力を評価し、日本とブルガリアとの関係は二国間だけではなく、欧州全体との関係としても考えていきたいと述べた。大使は新藤政務官の考えに完全に同意し、ヴァシレフ副首相の訪日の際に再会することを約束して会談を終えた。
2002.10.23 蒋 以任 上海常務副市長一行が表敬訪問
中国(上海市)は、2005年の愛知万博の次の2010年国際博覧会開催地に立候補しており、蒋副市長は朱総理から小泉総理宛の書簡を携えた政府特使として訪問、日本の支持を要請。新藤政務官は、愛知万博への中国の参加表明に感謝した上で、上海市は有力な候補であり、国際博覧会誘致に成功すれば2008年の北京オリンピック開催と合わせ、中国の発展に繋がるであろう、日本としては総合的に検討を行っていきたいと述べた。
2002.10.21 ヤーシーン・ジャーベル レバノン・日本友好議員連盟会長夫妻が表敬訪問
中東和平の鍵となる国の一つであるレバノンから、ハリーリ首相の信任が厚く、経済貿易大臣としての訪日経験もあるジャーベル氏がワファ夫人とともに訪問。新藤政務官とジャーベル氏は国会当選が同年ということもあって意気投合、両国間で文化面等の交流強化で意見が一致した。新藤政務官は、イラク情勢が緊迫化する中、日本が中東で果たす役割は大きく、レバノンと連絡をとって協力して行きたいと述べ、ジャーベル氏はこれに賛同して、近い内に是非レバノンを訪問して頂きたいと語った。
就任挨拶(外務政務官発言) 衆議院外務委員会-28 2002年10月10日
就任挨拶(外務政務官発言)
154-衆-外務委員会-28号 2002年10月10日
○吉田委員長 これより会議を開きます。
この際、茂木外務副大臣、矢野外務副大臣、新藤外務大臣政務官、土屋外務大臣政務官及び日出外務大臣政務官から、それぞれ就任の発言を求められておりますので、順次これを許します。最初に、短くでありますが、外務副大臣茂木敏充君。
○茂木副大臣 このたび、外務副大臣を拝命いたしました茂木敏充でございます。
現在の我が国外交、重要な課題が山積をいたしております。矢野副大臣そして政務官ともども川口外務大臣を支え、外務省の改革そして力強い外交の推進に取り組んでまいりたいと考えております。
短くという話でありますが、吉田委員長を初め外務委員会の先生方の御指導、御協力、心よりお願いを申し上げます。(拍手)
○吉田委員長 次に、外務副大臣矢野哲朗君。
○矢野副大臣 このたび、外務副大臣を拝命いたしました矢野哲朗でございます。
大変問題山積する中での今回の拝命であります。責任の重さを重々感じつつ、川口大臣が総合的な外交、先見性のある外交、創造的な外交を目指しておりますけれども、茂木副大臣、三人の政務官ともども一つになって支えていきたいと存じます。
吉田委員長を初め委員会の各先生方の御指導、御鞭撻を心からお願いを申し上げます。(拍手)
○吉田委員長 次に、外務大臣政務官新藤義孝君。
○新藤大臣政務官 このたび、外務大臣政務官を拝命いたしました新藤義孝でございます。
我が国の外交に対する当面の課題、たくさん山積をしております。一方でまた、国民からの期待も大きくいただいているのではないかな、このように思っております。ぜひ、そうしたもとで、川口大臣を中心にして、茂木、矢野両副大臣に御指導いただき、我々政務官、精いっぱい働かせていただきたいと思っておりますので、どうぞ委員の皆様方そして吉田委員長様の御指導、御鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げます。
ありがとうございました。(拍手)
○吉田委員長 次に、外務大臣政務官土屋品子君。
○土屋大臣政務官 このたび、外務大臣政務官に就任いたしました土屋品子でございます。吉田委員長を初め委員の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。
我が国を初めとする国際社会がさまざまな課題を抱えている今日において、私は、外務省が一丸となって国益のために邁進できるよう、川口大臣の指導のもと、外務大臣政務官としての職務に全力で取り組んでいく考えです。
吉田委員長を初め本委員会の皆様の温かい御指導と御協力をいただけますよう心よりお願い申し上げます。(拍手)
○吉田委員長 次に、外務大臣政務官日出英輔君。
○日出大臣政務官 このたび、外務大臣政務官に就任いたしました日出英輔でございます。吉田委員長を初め委員の皆様方に一言ごあいさつ申し上げます。
外務省に対します国民の信頼を回復いたしまして、国益に沿った力強い外交が展開できますように、川口大臣指導のもとに、外務大臣政務官として全力をもって取り組んでまいる所存でございます。
吉田委員長を初め本委員会の皆様方の温かい御指導と御協力をいただけますようよろしくお願いを申し上げます。
ありがとうございました。(拍手)
就任挨拶(外務政務官発言) 参議院外交防衛委員会-閉1 2002年10月10日
就任挨拶(外務政務官)
154閉-参-外交防衛委員会-1号 平成14年10月10日
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつ申し上げます。
去る七月三十一日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました松村龍二でございます。
甚だ微力ではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
─────────────
○委員長(松村龍二君) 委員の異動について御報告いたします。
去る七月三十一日、武見敬三君が委員を辞任され、その補欠として私、松村龍二が選任されました。
また、昨九日、福島啓史郎君、山下善彦君、田村秀昭君、広中和歌子君及び齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭郎君、日出英輔君、平野貞夫君、ツルネンマルテイ君及び辻泰弘君が選任されました。
また、本日、海野徹君が委員を辞任され、その補欠として鈴木寛君が選任されました。
─────────────
○委員長(松村龍二君) この際、国務大臣、副大臣、副長官、大臣政務官及び長官政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。川口外務大臣。
○国務大臣(川口順子君) 今般、引き続き外務大臣を拝命いたしました川口順子でございます。
松村委員長始め委員の皆様方には何とぞよろしくお願い申し上げます。
我が国は現在様々な外交課題に直面をいたしております。その中で、特に最重要課題である北朝鮮との関係では、国交正常化交渉を再開し、拉致問題や工作船を含む安全保障上の問題に引き続き外務省の総力を挙げて取り組んでまいります。
また、イラク問題では、国際社会と協調しながら、大量破壊兵器の廃棄を含む関連の安保理の決議をイラクが履行するように努力を続けます。
私は、二月の外務大臣就任以来、外務省改革を最大の課題として取り組んでまいりました。国民の皆様から外務省は変わったと評価していただけますよう、八月に発表した改革のための行動計画を着実に実施をするということを中心に、改革に引き続き取り組んでまいります。その上で、これまで蓄積してきた経験と国際的なネットワークを生かして、特に総合的な外交、先見性のある外交、創造性のある外交を重視しまして、力強く外交政策を推進していく考えでおります。
松村委員長始め本委員会の皆様の温かい御指導と御協力をいただけますよう心よりお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
○委員長(松村龍二君) 石破防衛庁長官。
○国務大臣(石破茂君) このたび防衛庁長官を拝命をいたしました石破でございます。
就任に当たりまして、小泉内閣総理大臣より、国民の信頼を回復するため、綱紀の粛正に努め、内局と制服とが一体となった組織運用に努めるように、さらには、陸海空三自衛隊の統合運用、有事法制への対応を含め、我が国の安全保障体制を一層充実強化するように、このような御指示を賜りました。私は、全身全霊を挙げましてこのような課題に取り組んでまいる所存であります。
また、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つためには、防衛力の本質であります抑止力、これを最大限発揮する必要がございます。このため、自衛隊の法制面、運用面、装備面につきまして整備を進め、日米安全保障体制を堅持する一方、国際社会における国際平和の取組につきましても積極的に寄与し、国民の御負託にこたえてまいりたいと存じます。私は、一分一秒が真剣勝負であるという思いの下に全力で職務に邁進する所存であります。
委員長始め委員各位のますますの御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願いを申し上げる次第であります。
○委員長(松村龍二君) 茂木外務副大臣。
○副大臣(茂木敏充君) このたび外務副大臣に就任をいたしました茂木敏充でございます。
現在の我が国の外交、重要課題が山積をいたしております。参議院の矢野副大臣共々、川口大臣を補佐し、外務省の改革、そして力強い外交の推進に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
松村委員長始め外交防衛委員会の先生方の御指導、御協力心よりお願いを申し上げます。
○委員長(松村龍二君) 矢野外務副大臣。
○副大臣(矢野哲朗君) このたび外務副大臣を拝命をいたしました矢野でございます。
我が国に課せられた外交問題が山積する大変な難局の中、外務副大臣を拝命し、身の引き締まる思いをいたしております。川口大臣が日ごろ主張されております総合的な外交、先見性のある外交、創造的な外交を目指し、茂木副大臣共々積極的な外交を推進できるよう精一杯川口大臣を支えていきたいと思います。
松村委員長始め本委員会の各先生方、御指導、御協力を心からお願いを申し上げたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(松村龍二君) 赤城防衛庁副長官。
○副長官(赤城徳彦君) このたび防衛庁副長官を拝命いたしました赤城徳彦でございます。
防衛庁・自衛隊の任務は年々多岐にわたり、国民の期待するところ極めて大でございます。とりわけ、テロ、不審船事案等、緊急事態に対し法制面、運用面の十分な対処体制を整備することが急務でございます。私としましては、石破長官を補佐し、全身全霊をもって防衛政策の推進に取り組んでまいりたいと存じます。
松村委員長始め委員の皆様のますますの御指導と御鞭撻をよろしくお願いを申し上げます。
○委員長(松村龍二君) 新藤外務大臣政務官。
○大臣政務官(新藤義孝君) このたび外務大臣政務官を拝命いたしました新藤義孝でございます。
委員長始め委員の皆様方にごあいさつをさせていただきたいと存じます。
かつてないほど我が国の外交に対する期待、そしてまた展開が必要とされているところではないかなと、このように思う次第でございます。多様な問題を含めるこの国際社会の中において、私たちの国が安全と繁栄を実現していくために精一杯の仕事を務めさせていただきたいと、このように思っております。
川口大臣を先頭にして、茂木、矢野副大臣に御指導いただき、また同僚政務官とともに職務を全うしてまいりますので、どうぞ松村委員長、そして委員の皆様方、よろしく御指導のほどをお願いを申し上げます。
○委員長(松村龍二君) 土屋外務大臣政務官。
○大臣政務官(土屋品子君) このたび外務大臣政務官に就任いたしました土屋品子でございます。
松村委員長始め委員の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。
我が国を始めとする国際社会が様々な課題を抱えている今日において、私は、外務省が一丸となって国益のために邁進できるよう、川口大臣の指導の下、外務大臣政務官としての職務に全力で取り組んでいく考えでございます。
松村委員長始め本委員会の皆様の温かい御指導と御協力をいただきますよう心よりお願い申し上げます。
○委員長(松村龍二君) 日出外務大臣政務官。
○大臣政務官(日出英輔君) このたび外務大臣政務官に就任いたしました日出英輔でございます。
松村委員長始め本委員会の皆様方、どうぞよろしくお願い申し上げます。
外務省に対する国民の信頼を回復いたしまして国益のために力強い外交が展開できますよう、川口大臣の下で政務官として全力を尽くす所存でございます。
松村委員長始め本委員会の委員の皆様方にはどうぞ温かい御指導と御協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○委員長(松村龍二君) 小島防衛庁長官政務官。
○長官政務官(小島敏男君) このたび防衛庁長官政務官を仰せ付かりました小島敏男でございます。
私は、防衛政策の一層の推進のために、石破長官を補佐しながら、ともかく一生懸命頑張っていく覚悟でございます。
松村委員長さんを始め委員の皆様方の温かい御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
○委員長(松村龍二君) 佐藤防衛庁長官政務官。
○長官政務官(佐藤昭郎君) ただいま、このたび防衛庁長官政務官を拝命いたしました佐藤昭郎でございます。
松村委員長始め参議院の外交防衛委員会の委員の皆様方のますますの御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(松村龍二君) どうもありがとうございます。
2002.10.10 政務官の初仕事-(参)外交・防衛委員会、(衆)外務委員会で就任挨拶
政務官就任の初仕事として、新藤代議士は、10月10日に開かれた参議院 外交・防衛委員会、衆議院 外交委員会に出席した。会の冒頭で新藤政務官は、「かつてないほど我が国の外交に対する期待は大きく、そして更なる展開が必要とされている。多様な問題を抱えるこの国際社会の中において、私たちの国が安全と繁栄を実現していくために精一杯の仕事を務めさせていただきたい」と就任の挨拶をした。
引き続き委員会では、北朝鮮に関する諸事案について、拉致問題や不審船対策、核及びミサイル問題を始めとする安全保障に関する問題などが議論された。新藤政務官は、委員会の合間を縫って、都内のホテルで開かれた日韓協力委員会にも出席。
臨時国会開会を目前に控え、政務官としての公務が目白押しとなってきた新藤政務官。衆議院議員就任後より「顔の見える国際貢献」を自らのライフワークとし、外交問題に力を入れてきた新藤代議士の政務官としてのこれからの活躍により、外務省が国民の信頼を回復し、我が国の国益に沿った外交が展開されていくよう期待する。
2002.10.06 ふたば幼稚園運動会開催
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2002.10.4 新藤代議士、外務大臣政務官就任
小泉改造内閣の大臣政務官26人が10月3日内定した。新藤代議士は外務大臣政務官に就任し、翌4日総理官邸にて小泉総理より辞令が交付された。引き続き官邸にておこなわれた大臣政務官会議では、小泉総理より「政務官は省庁と国会・党を結ぶ連絡役としてだけでなく、大臣や副大臣をサポートし、国会答弁も行っていただく重要な役目。小泉内閣の構造改革をより一層強力に推進していくよう一致団結して頑張って下さい」と新政務官に激励の言葉が送られた。発足以来一年半を経て初の改造をおこなった小泉内閣は今まさに正念場を迎えており、新藤代議士は再び内閣の一員として総理を支え、改革を推し進めていくこととなった。
その後、外務省に到着した新藤代議士は、前任者からの引継ぎを行い、交代式典に出席。講堂に集まった300人の外務省職員を前に、川口大臣以下、新旧副大臣及び政務官が挨拶した。新藤代議士は「外務省の抱える問題は山積している。国民からの批判は期待の裏返しと考えよう。皆さんと国民をつなぐ役として、国益を念頭におきつつ、一緒に明るく元気な外務省をつくっていくよう努力したい」と述べた。
“北米・中東・アフリカ地域、経済協力(ODA)、軍備管理・軍縮問題”を担当することとなった新藤代議士は、今回任命を受けた3人のうちの筆頭政務官に就任。コソボ支援を皮切りに、トルコ震災支援やアフガン支援活動など自民党NGO支援小委員長としての活動や、外交副部会長を始め外務省改革小委員会やODA改革ワーキングチームのメンバーとしてその改革の指針をまとめ上げるなど、これまでの活動が総理の目にとまったものと思われる。
「顔の見える国際貢献」を自らのライフワークとする新藤政務官の今後の活躍が期待される。
2002.10.03 自民党川口支部ゲートボール大会を開催
新藤代議士は川口市ゲートボール協会顧問も務めており、 |
2002.09.21 2004彩の国まごころ国体に向けて 高知国体の視察
平成16年に県内67市町村を舞台として、37年ぶりに埼玉県で開催される第59回国民体育大会、彩の国まごころ国体。夏季大会は、9月11日から14日
まで川口市立青木町総合運動公園プールをメイン会場として行われ、新藤代議士も開催の準備に尽力している。また、埼玉県セーリング連盟会長も務める代議士
は、北川辺町の渡良瀬貯水池で行われるセーリング全競技(ヨット・ウインドサーフィン)を主催する立場でもあり、この度、高知で行われた第57回国体の
セーリング競技を視察することとなった。
埼玉県には海がなく、セーリング競技については初の貯水池での競技開催となり、新藤代議士も関係者スタッフとともに検討を重ねているが、今回、同じく高知国体を視察に来た北川辺町議団と意見交換も行い、埼玉国体に向けて意義ある視察となった。
その他、運営施設の視察、選手団に激励の挨拶、競技のスタートに立ち会うなどし、日帰りの強行視察を終えた。
2002.08.16 自民党若手議員団による米国海兵隊基地視察
米国海兵隊基地視察
![]() 新藤代議士は、滞在一日という強行スケジュールであったが、カリフォルニア州サンディエゴ近郊のミラマー海兵隊航空基地の視察、海兵隊司令官ら軍幹部との意見交換などを行った。 ![]() |
2002.08.11 靖国神社へ硫黄島戦没者の遺品を奉納
硫黄島最後の日本軍最高司令官として玉砕した栗林忠道陸軍大将を祖父にもち、現在、硫黄島協会の顧問を務め戦没者の慰霊や遺骨・遺品収集活動に尽力している新藤代議士。
8月11日には、硫黄島協会・遠藤会長らと靖国神社を訪れ、同協会が永きにわたり回収を続けてきた硫黄島で戦死した日本軍将兵の遺品を奉納した。
軍刀や小銃、食器類、衣類、医療品など、生前の将兵たちの姿を忍ばせるこれらの遺品は110点以上にのぼり、戦後50年以上を経てようやく本土に戻ってきたことになる。
また同協会では、硫黄島天山慰霊碑前に、戦死した20129柱の姓名、所属部隊名を刻む「鎮魂の碑」建立を要望しており、新藤代議士はその実現に向け奔走している最中である。
※
現在、硫黄島協会では、戦没者遺品返還活動について
皆様のご理解とご協力を求めています。
詳しくは、下記HPをご参照下さい。
【 硫黄島協会ホームページ http://www.iwo-jima.org/ 】
2002.07.31 今国会(第154通常国会)を振り返って
延長期間も含め192日間に及んだ第154回通常国会が、7月31日閉会した。「小泉構造内閣」が本格的に問われ、また、有事法制三法や個人情報保護法などメディア法案三法、郵政関連法案、医療改革関連法案など、重要法案が審議された。
詳細については、以下の国会概況・法律案審議結果をご覧下さい。
2002.07.25 ジャパンプラットフォームを推進する国会議員の会・開催
![]() ジャ パン・プラットフォームとは、日本NGO17団体・政府・企業が一体となった国際支援組織で、新藤代議士はその設立当初から議員の立場で尽力してきた。ま た、自らも地元・川口でチャリティコンサートを行い、ジャパン・プラットフォームが行っているインド大震災支援活動やアフガニスタン難民支援活動に援助し ている。 ![]() |
2002.07.22 中曽根康弘元総理との座禅会
![]() 元総理が現職中より週に一度は座禅を組みに通っていたという話を聞いた新藤代議士が呼びかけ、座禅の組み方や精神統一の仕方、ストレス解消法などを元総理自らご教授いただくこの会が実現した。 参加した若手議員は皆座禅は初体験で、元総理や住職から指導を受けながら、およそ1時間ほどの座禅を行い、その後の懇談会で日本の将来についてなどを語り合った。 下町情緒溢れる谷中には70以上の寺院があり、三崎坂にある全生庵は、明治維新で活躍した山岡鉄舟が開基したことで知られる。また、明治中期の落語家で数 多くの怪談話を創作した三遊亭円朝の墓もあり、円朝が収集した数多くの幽霊画が毎年8月に行われる円朝まつりで公開される。 |
2002.07.21 テレビ朝日「サンデープロジェクト」に生出演
7月21日放送 テレビ朝日「サンデープロジェクト」に生出演
「住民基本台帳ネットワーク
大激突!推進派VS反対派」
<中継>
(総務大臣)
片山虎之助
(自民党・前総務政務官)
新藤義孝
(横浜市長)
中田宏
(ジャーナリスト)
櫻井よしこ
(司会)
田原総一郎氏
2002.07.17 国家基本政策委員会(党首討論)開かれる
![]() 月17日、国家基本政策委員会(党首討論)の衆参両院合同審査会が開かれた。国家基本政策委員会とは、国政の重要課題について、首相と野党党首らが個別の 法案を離れ一問一答形式で討論を展開する場として、第147回通常国会から設置されたもの。今国会で党首討論が行われるのは、今回で3回目。 その模様はNHKで生中継され、それを見た多くの方から「小泉総理のうしろに新藤さんが映っている」というという問い合わせをいただいたが、新藤代議士は同委員会の理事を務めており、委員会の開催日程や質問内容を検討する立場にあり、当日も理事席に座り会議に臨んでいる。 |
2002.07.10 麻生政調会長に要望を
![]() ![]() |
2002.07.08 第11回ふたば会ボーリング大会開催
|
2002.06.20 【ご報告】 JPFより寄付のお礼が届きました
6月14日にリリアで開かれたアフガン救済支援・第3回ほほえみコンサートに
つきまして、たくさんのボランティアスタッフ、また当日会場にお越しの大勢の
皆様より暖かいご支援を賜り、まことにありがとうございました。また、引き続き
6月18日・19日に同じくリリアで開催された「アフガニスタンの難民写真展」
にも大勢の皆様にお越しいただき、重ねてお礼申し上げます。
コンサート当日、皆様からいただいた収益金を寄付させていただきましたが、
お礼の手紙がジャパン・プラットフォームより届きましたので、ご報告させていた
だきます。
ほほえみコンサート実行委員会 様
拝啓
この度はアフガニスタン難民支援の為ご支援まことにありがとうございました。
ジャパン・プラットフォームのアフガニスタンにおける難民支援も開始より 8ヶ月実際に物資が現場に届き始めてからも半年が経ちました。
支援を開始しました当初はとにかく、寒い冬を一人でも多くの人が乗り越えてもらえるようキャンプ地の設営、物資の配布と生存の為の支援が中心でした。そ
の支援も春の訪れとともに、自立・復興に向けての支援に替わりつつあります。現在はサリプル(アフガン北部)に設営されたキャンプ施設に避難していた人々
も元の村に戻り新たな生活を始めております。
彼らに対しては自分たちの村への帰還支援だけでなく、そこで安定した生活を送れるための支援(農業・養鶏支援等)を行っております。医療 支援も村々に
人々が帰還していくのに合わせ、地方での活動へと広がっており、母子保健(お産婆さんの教育など)に加え、循環医療なども開始されています。また、国の復
興には欠かせない教育支援として、学校施設の復 旧(建物の修復・建築、机・イス等の配布)も進んでおります。もちろん、 様々な理由から自分たちの村に
戻れず支援を必要としている人々への物資配布支援、地雷や不発弾による被害者を無くす為の地雷・不発弾 回避教育支援も引き続き行っています。
皆様の温かいおこころざしのもと集まった寄付金は、ジャパン・プラット フォームの枠組みのもと日本のNGOにより、支援を必要とする人々へ届け られます。なお、頂いた資金の使途は今後ホームページ等で公表していく予定です。
ジャパン・プラットフォームはこれからも、この地球上でもっとも支援を必要としている人々に日本の市民の皆様の心を届けるために活動を続けていく所存です。今後とも末永く応援くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
末筆ながら、時節柄ご慈愛のほどお祈り申し上げます。
敬具
2002年6月19日
ジャパン・プラットフォーム
代表理事 大西 健丞
2002.06.16 「AEROBICS2002埼玉大会」開催
新
藤代議士が会長を務める埼玉県エアロビック連盟主催の大会「AEROBICS2002」が、小学生以下のお子さんからシニアまで幅広い年齢層にわたり
1600人を超える超える参加者が集まり、6月16日に川口市リリア・メインホールにて盛大に開催された。県レベルでは国内最大規模を誇るこの大会は、エ
アロビックの普及に伴ない年々参加者も増し、当日会場は溢れるばかりの熱気に包まれた。
新藤代議士は、「エアロビックは若い人のスポーツだと思われがちだが、小さな子供の心身の発達にも、老齢者の健康維持にも、また身障者のリハビリなどにも
寄与する、あらゆる世代にアピールできるもの」と、エアロビックの生涯スポーツとしての有効性に触れ、その普及の一助となるよう活動していきたいと挨拶を
した。
2002.06.14 第3回ほほえみコンサート開催
![]() 月14日、川口市のリリアにて、メインホールを埋め尽くすおよそ2000人の参加者が集まり、恒例となった「ほほえみコンサート」が開催された。新藤代議 士は初当選以来、民族紛争などにより被災した難民の支援活動に積極的に取り組んでいるが、代議士の提唱する「顔の見える国際貢献」の一環としてはじまった このチャリティコンサートも今年で第3回目を迎えることとなった。第1回目はコソボ難民支援、次はインド大地震の救済、そして今回はアフガニスタン復興支 援が目的。 会の冒頭で新藤代議士は、「国際貢献は私のライフワーク。支援の輪を広げていくため、この地道な活動を続けていきたい」と挨拶。 ![]() き続き、新藤代議士が設立に尽力したジャパンプラットフォーム、その代表をつとめる大西健丞氏に、収益金100万円が代議士より手渡された。大西氏は「国 際援助を考えてくれる国会議員は少ない。この貴重な存在である新藤先生を次の選挙でも当選させてください」と熱いエールを送った。 その後、1時間半にわたる”加瀬邦彦&ワイルドワンズ”による様々な楽曲と楽しいトークでコンサートで会場は盛り上がった。また、花束贈呈に壇上に立った新藤代議士をワイルドワンズがステージに誘い、代表曲の「思い出の渚」を歌う一幕もあった。
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2002.06.14 【お知らせ】 アフガニスタン写真展開催のご案内
この度、いまだ混乱の続くアフガニスタンの写真展を開催することといたしました。
こ
の写真は新藤代議士の同僚議員とジャパンプラットホームの大西氏が、昨年12月に戦火のアフガニスタンを訪問し、難民キャンプの状況を撮影したものです。
戦争は終わったとはいえ今なおその傷跡を残すアフガニスタン難民の生活状態は非常に厳しく、この機会に多くの皆さんに現状を知っていただきたいと願ってお
ります。
写真展は先に開かれる6月14日のアフガニスタン救援・ほほえみコンサート会場での展示に引き続き、下記により開催します。
どうぞお気軽にご来場ください。 (入場は無料です)
◆リリア・メインホール内ホワイエ
1.日 時 6月14日(金) 午後6時30分?8時30分
(チャリティーコンサートと同時開催)
2.展示写真枚数 30枚
3.主 催 ほほえみコンサート実行委員会
◆リリア・3階ギャラリー
1.日 時 6月18日(火)・19日(水) 午前10時?午後7時
2.展示写真枚数 45枚
3.主 催 ほほえみコンサート実行委員会
問合せ先: 新藤義孝後援会事務所 048?254?6000
2002.05.02 4月27日〜5月1日新藤代議士スリランカ訪問
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2002.03.30 韓国・済州島にて第5回日韓国会議員サッカー大会開催
![]() 同大会は、超党派の「2002年ワールドカップ推進国会議員連盟」により開催されているもので、98年より年1回のペースで行われ今年で5回目となる。日韓両国の親善を図るべく設立当初から同議連に熱心に参加している新藤代議士は、 ![]() 韓両国は、その歴史的な経緯などにより感情的なわだかまりもあるが、過去に区切りをつけ、これを解決していくのは、我々若い世代の役目。隣国である韓国と は古くより深い交流があり、今後も大切なパートナーとして協力関係を築いていかなくてはならない。これからも、草の根レベルから、文化・スポーツ・学術な ど多彩な交流が進展していくことを望む」と語った。 |
2002.03.27 都市計画道路大宮東京線・川口工区開通式に出席
都市計画道路大宮東京線は、さいたま市から川口市、鳩ヶ谷市を経由し都内へと接続していく全延長約21.5kmの幹線道路。今回開通したのは、川口市道合から根岸にかけて、一般国道298号から南側約1.1kmの区間。これにより、全延長の約9割が開通することとなり、バス路線となっている現道の交通時渋滞を緩和し、埼玉高速鉄道線鳩ヶ谷駅へのアクセス向上が見込まれる。
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放送法の規定に基づき承認を求めるの件(質疑) 衆議院総務委員会-7号 2002年03月20日
放送法の規定に基づき承認を求めるの件
154-衆-総務委員会-7号 2002年03月20日
○新藤委員 自由民主党の新藤義孝でございます。
海老沢会長さん以下NHKの皆さん、御苦労さまでございます。それから、総務省の大臣以下、私、総務省には今回質問いたしませんので、どうぞごゆるりと、結構でございますから。
まず、今回はこのNHKの予算を審議するということでございます。先ほど、片山大臣の方からも御意見がございました。適当だということでございまして、まさに、受信料収入の伸びが低迷している中で事業支出をふやしながら非常に効率的な経営をしている、こういうことで、私も、これは適当ではないか、このように思う次第でございます。
ただ、NHKは特殊法人でございまして、昨年の末の特殊法人の整理合理化計画の中でも、NHKを含んで百六十三特殊法人の見直し、私も当時いろいろとやらせていただきましたけれども、そういう中で、NHKについてはほとんどさわらずということになったわけでございます。受信料収入というものが放送法という法律で担保されて、いわば独占的な事業形態ができるわけでございますから、こういう意味において努力をしていただくことは私は評価いたしておりますけれども、しかし、さらに引き続いて、五十年前に日本放送協会ができたときの使命、それから戦後五十年を経て、今いろいろな時代の転換期にあって、特殊法人だとか、いろいろな見直しが入っている中で、これから先のNHKというものはよくよくまた工夫をしていく必要があるのではないかなというように思うのでございます。税の優遇を受けてよかったではなくて、やはり頑張っていただきたいし、しかし、十二年間受信料の値上げをしないということでございますから、これまたかなりの御努力があることも評価しなくてはいけない、このように思うのです。
ただ、頼りは受信料なのでございますけれども、これは、今後少子高齢化が進んでいく中でやはり厳しいものと思わざるを得ないのではないか、このように思います。そして、受信料収入が伸び悩む中で、NHKがアグレッシブに今度は日本の放送界の先端を行くような仕事をしていくためには、やはり経営の効率化をさらに進めなければいけない。
そこで、私は提案を兼ねた質問をさせていただきたいと思うのでございますが、今、国においても、五年で世界最先端のIT国家にするんだ、e―Japanということで必死に、全省庁挙げて、政府を挙げて、そして私ども国会でもこれはいろいろと仕事をさせていただいているわけなのでございますが、e―Japanは二面性があると思うのです。一つは、よりよいサービスを、そして便利な社会にするための国民向けのいろいろな情報提供の場をふやしていこう、合理的に処理しましょう、これが一つ。もう一つ忘れてはいけないのは、実はIT化というのは、裏側で事務の効率化とか、いわゆるバックオフィスと言われる企業の運営の効率化を図るためにとてつもなく有効だ。
ですから、e―Japanは、実は外向けには国民に対するサービスを向上することとあわせて、内側に向けては政府内の合理化を図ろう、こういうことでやっているわけです。そして、今最終的な煮詰めに入っておりますけれども、少なくとも平成十四年度、新年度中に、国が受け付ける申請届け出の五〇%はオンライン化するわけです。そして、再来年、平成十五年度までには九八%の事務をオンラインで処理できるようにしようじゃないか、こういうことで、今国会でこれもまた、今まで余り例がなかったんですけれども、横ぐしの通則法でもってどんどん出していく、こういうことを政府はやっているわけです。
NHKにおいても重要な、NHKの柱の中でNHKのインターネットの利用というのは出ておりますが、実はその裏側で、NHKという企業、運営体の、コーポレートガバナンスの一環として、私は、NHKのバックオフィスにITをもっと入れたらどうなんだ、またそういう取り組みがあるのかどうなのか、これの状況をお知らせいただければありがたいと思います。
○海老沢参考人 今先生から御指摘がありましたように、私どもNHKは受信料で事業運営しているわけであります。この受信料制度にあぐらをかいてしまう、つまり、今の業務をただ漫然とやっていればNHKは信頼を失い、そして受信料収入が滞ってくる、そういう企業であります。そういう面で、私どもは、常に視聴者との信頼関係で成っているんだ、視聴者の信頼をなくせばNHKは受信料は集まらない、そういうシステムになっておるわけであります。
そういう面で、常に視聴者と真っ正面から向き合って、視聴者本位の番組づくり、企業にしなければならないのは当然であります。そういう面で、マンネリ化しないように、さらに、常に努力をしていくのが我々の使命だろうと思います。そういう中で、ITの技術を生かしたいわゆる管理業務を推進するのは当然であります。
御案内のように、一九六四年、東京オリンピックが開かれた昭和三十九年から、我々の先輩が、こういう時代を見越してコンピューターの導入を図り、いち早く、経理とかあるいはその関係のコンピューターのシステム化を推進してきております。今も日本では、最先端のそういうシステムを導入して、できるだけ効率的に仕事をするようにしているところでございます。
いずれにしても、そういうITという新しい技術を今後とも業務の運営管理に生かしていくことは当然であります。それと、そういう中で番組も、これから学校とかいろいろな面にこれを普及させていく、そういう側面的な支援もしなきゃならないだろうとも思っております。
○新藤委員 これは、ぜひ御研究いただきたいと思います。本気でやれば、やはりNHKのある年度の柱になるような、そういう仕事になります。これは、コンピューターをどんどん皆さんお使いになっているのは承知の上でございますが、物品調達とか社内の全国に広がるいろいろな連絡をするときに、統一の、要するにネットの中でできるようになる、それから人事管理なんかも全部できるようになるわけで、これは必ず事務費の削減につながりますので、これは御研究いただきながら取り入れていただきたいな、このように思っております。
また、次の質問をさせていただきます。適当であると評価をするこのNHKの予算の中で、特に配意を求める六項目、これは閣議決定をした総務省の意見でございまして、そこの第一番に挙げられておりますのが、当然のごとく、NHKの運営の柱でございます受信料の問題でございます。それは、受信契約の締結、それから受信料の収納の徹底をせよ、これは皆さんがわかり過ぎるぐらいわかっていることなのでございますが、やはりこれも少し工夫をしてみたらどうか、このように思います。
平成八年から十二年度までで受信料の、要するに契約世帯はふえているんですよね。契約世帯そのものはふえているのです。ただ、契約率で見ると、残念ながら未契約世帯というのは五年間で八・七%ふえてしまっている。やはりこれは少子高齢化、そして世帯がいろいろふえる、さらには世帯の移動というのがより激しくなっておりますから、これは非常に難しい時代に入っているのは承知の上でございますが、しかし、これはふえてしまっているんです。そして、平成十三年度の見込みにおいても、契約率が八一・八%、衛星の方がもう少し、衛星件数が七六%ですが、しかし、これもよくよく内訳を聞いてみると、二人以上の世帯では九割弱の契約率になっている。しかし、一人世帯の方ですと七〇%弱に落ちてしまう。
こういうように、今の時代の背景をよくあらわしているなと思うんでございますが、ただ、こういうときに、やはり徴収員さんが、対面徴収ですから、これは会えなければどうにもなりませんという声もよく聞いております。ですから、難しいのは承知なんですけれども、例えばIT利用、それからいろいろと、重点事項においては、契約収納関係については、新しい営業システムの活用による効果的、効率的な業務を推進しよう、こういうふうになっているわけなんですけれども、いわゆるインターネット利用とか、現状どのような工夫をされているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○安岡参考人 先生御指摘のとおり、私ども、営業努力を重ねているわけでございますが、その最大の課題は、単身世帯が大変不在がちだということでなかなか面接が難しいというのが大きな課題でございます。それから一方、先ほど来のITの普及によりまして、大変インターネットの利用も増進しているということで、その両者をマッチングさせる施策といたしまして、視聴者の利便の向上を図るという観点で、一つはフリーダイヤルの関係がございます。それからもう一つは、インターネットによりまして視聴者からの届け出をふやせないかということをやっている最中でございます。
まず、フリーダイヤルにつきましては、元年からスタートを切っていまして、十二年度では二十八万三千件という格好になっています。お尋ねのインターネットの方でございますが、これは実は平成十二年の七月からインターネット営業センターという格好で開設をしておりまして、NHKのホームページにアクセスをすれば、いろいろ契約とか住所変更の届けもできるという格好でやっているところでございます。
ただ、今の仕組みは、契約関係につきましては本人確認が必要だということで、事後の契約書の送付ということはありますが、今そういうインターネットで届けをしていくということをいろいろ進行しているということでございます。十二年度は一万六千件の届け出という格好に相なっております。
○新藤委員 とにかく契約口が三千六百五十万件ですからね。三千六百万件の中での、今、フリーダイヤルで二十八万件、ITで一万六千件だということでございまして、これはもう少し頑張ってもいいんじゃないかなというふうに思います。
今お答えの中で、やはり今やっているのは、私もNHKのホームページをちょっと見てみたんです。これはよくできていますね。非常にわかりやすく、さすがNHKだなと思いました。ごちゃごちゃ書いてありませんので非常にわかりやすくなっているなと思うんですけれども、結局、これは申し込んでも、では申し込んだ人にもう一回手紙が送られてきて、そして判こを押して届け直す、そこから通常の業務と一緒になっちゃうんですよね。ですから、これはもう少し工夫するべきだと思うんです。
それから、滞納件数のところも見てみますと、契約拒否者というのは四十二万件でございます。滞納が百七万いますが、転居等による把握不能数が七百二十三万件と圧倒的です。ですから、例えば手続が煩雑だとか、それから、やはり一々訪ねてこられる時間に合わせることはできない、こういう中で契約ができない、こういうことは容易に想像できるんです。
先ほど私が申しました、来年度で五〇%、そして十五年度中に九八%の処理がオンラインでできますよというのは、これはインターネットの中で完結ができるということなんです、支払いも含めて手続が。だから、国もそういうふうにやろうとしているんですから、これはNHKもぜひここの部分は、要するにインターネットで完結ができるような、それには本人認証が必要ですから、これは国がそういう本人認証の仕組みもつくるわけなんですから、こういうものを活用していただきながら早急にやったらどうかなというふうに思うんです。
それからもう一つは、やはりITを利用促進させるためのインセンティブが必要だという意味で、これまたホームページで見ますと、受信料の割引制度というんですか、こういうものがございまして、口座振替と前払いを使うと、「なんと年間千八百三十円もお得。」こう書いてあるわけなんですから、やはりこれはIT利用に関するインセンティブというものをあわせて考えたらどうかな、このように思うんでございますが、いかがでございましょうか。
○安岡参考人 お答え申し上げます。
今、営業の課題の中で、支払い方法について、一つは訪問集金という格好をとっていますけれども、もう一方で口座、郵便局とか銀行でお支払いしていただける方、その辺をもっともっとふやしていこうということ、集金活動をより効率的に、あるいは安定化を図るということで、今この口座利用率は、概数ですけれども八二%という格好でかなり高い率になっています。
問題は、その訪問をやっている方の中から、なかなか不在がちなんで、NHKの方に自動的にアクセスできないかというところが大変大きな課題なのかなということで、インターネットという大変すぐれたメディアをいかにして活用しようかということで今鋭意取り組んでいるところでございます。
先ほど申し上げた中で、例えば転居の関係、転居の話はこれはもう事実がわかればいいですから、それはそのまま受理されます。契約関係だけが、いわゆる本人確認というか認証の話がありますから、そこをどうクリアするかということで、今電子政府の観点でいろいろやっています。その辺についても、我々、最大限関心を持って、いいスタイルができればそれに乗っかっていこうというふうに思っているところでございます。
もう一つは、料金に関してなんですが、その辺については、これからの利用の件数とか経費をかけたメリットがどの程度か等々を検討しながら、いろいろ検討を進めていきたいというふうに思っています。
いずれにしても、そういう多様なメディアを気楽に利用できる制度の促進を大いに図って、営業の業績を上げていきたいというふうに思っております。
○新藤委員 前向きのお考えでよろしいと思うんですが、もう来年には国は始めるんですよね。ですからこれは、考えましょうというよりは、すぐにやっていかなくちゃいけないことだと思いますので、これはさらに強力に作業を進めるべきではないかというふうに思います。
それから、念のため申し添えますけれども、インターネットをIT料金でインセンティブを与えちゃうと、みんなITになっちゃったら、これは受信料は下がってしまうわけですから、やはりここは期間限定とかいろいろ工夫して、とにかくやるときはどんとやる、この勢いを、国とあわせてNHKもおやりいただければいいんじゃないかな、このように思います。
それから次に、もう一つNHKさんの、国が関連する特殊法人としての大きな使命として、やはり映像関連の資料を整理する、保管をする。これはもうNHKが、世界に名立たるいろいろなフィルム、また映像資料をお持ちなわけでございまして、これを保管し、きちんとしようということで、アーカイブス、これは平成十三年一月に着工して先ごろ上棟したということですね。そして、ことしの九月に建物ができ上がって、来年の二月から始まる、このように聞いております。ありがたいというか、縁がございまして、私どもの地元、埼玉県川口市にでき上がるわけでございまして、この有効活用は大いに地元としても頑張っていきたい。圧力ではございませんから。こんなふうに思っているわけなんでございます。
そこで、もうこれは運用開始目前なんですから、このNHKアーカイブスの運用開始のスケジュール、二月の日にちも決まっているんじゃないかと思うんですよ。それから、このアーカイブスのコンテンツの社会還元という意味で、どういう配慮をなされているのか。それから、一般の外来者、センターにおいでになられた方に、どんな公開ができるのか。これは地元というよりもそこに行った皆さんが楽しんでもらえればいいわけなんですけれども、私どもも、これはいろいろ地元の市の方でも、映像情報に関連した専門学校、大学を誘致したりとか、それからインターネットのプロバイダー会社を入れたり、デジタルの映像会社をつくったり、いろいろやっています。今後のアーカイブスの活用というのは、ブロードバンド時代で、非常に有効なものになる可能性があります。
ですので、現時点における、というよりも運用開始直前の最終年次のこのNHKアーカイブスの概要について、御説明をいただきたいと思います。
○海老沢参考人 おかげさまで、NHKアーカイブスも、この十七日に上棟式を済ますことができました。来年の二月一日がNHKがテレビ放送を始めて五十周年という日に当たります。そういう面で、来年の二月一日を運用開始というふうに決めております。それに向けていろいろ今作業を進めているところであります。
御承知のように、今NHKは、全国、地方合わせて百六十五万本の映像を持っております。これは全国でありますので、そのうちのかなりの部分をこのアーカイブスに集約しようと思っております。それと、ニュース項目では三百五十万本ほどありますが、これも今いろいろまだ整理をしております。これをすべてデジタル化しませんと、膨大な量でありますので入り切れないということで、今鋭意、数年前から、デジタルの方に圧縮して、そのための準備を今しているところであります。その作業が非常に時間がかかっているという現実もあります。
御承知のように、デジタル化しますと、もう半永久に保存できますし、また、IT技術を使って各家庭にもこれが配信できる。そういうことで、すべての映像をデジタル化するように、今作業を進めているところです。
もう一つは、著作権の問題であります。これは一番の問題であって、著作権をどうクリアするかということで、今これも各関係方面と協議しながら推進をしております。とりあえず来年二月一日にはそのうち二千本を公開できるというふうに見ております。
二千本、このアーカイブスはできるだけ公開しようということで、いわゆるライブラリーということで、無料で、だれでもが川口のアーカイブスに来てもらえれば見られるというふうに今設備を整えております。これは県の施設とも共用しながらやっていきたいと思っておりますので、それをだんだんふやして三年後には五千本にしたいというふうに、段階的に拡大していきたいと思っております。
○新藤委員 時間が参りましたので終わりますけれども、これはNHKならではの、ブロードバンドの時代に、時代を引っ張っていくのはNHKなんだ、これが国の使命なんだ、こういう気持ちで今後また工夫をし、やっていただければいいんではないかなと今後の活動を期待して、質問を終わります。ありがとうございました。