10月18日、外交部会・領土に関する特命委員会合同会議が行われ、同日韓国を訪問する野田首相が朝鮮王朝儀軌を持参する問題等について議論しました。外務省からは昨日(10月17日)に政府内で決まったということのみが発表され、いつ誰が決めたのか、我々が党として行った反対決議はどのように取り扱われたのか、等の質問には明確な回答をしませんでした。
会議の動画を掲載いたしますので、ぜご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=e9hanMkbEmU
10月18日、外交部会・領土に関する特命委員会合同会議が行われ、同日韓国を訪問する野田首相が朝鮮王朝儀軌を持参する問題等について議論しました。外務省からは昨日(10月17日)に政府内で決まったということのみが発表され、いつ誰が決めたのか、我々が党として行った反対決議はどのように取り扱われたのか、等の質問には明確な回答をしませんでした。
会議の動画を掲載いたしますので、ぜご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=e9hanMkbEmU
10月13日、自民党外交部会・外交・経済連携調査会・領土に関する特命委員会合同会議では野田首相の訪韓にあわせて朝鮮王朝儀軌を持参すること等に反対する決議を行うこととし、それに基づいて「国益に沿った日韓関係の改善を求める決議」をとりまとめました。
翌14日には私が代表として官邸に赴き、長浜・官房副長官に対して決議内容について申し入れを行いました。決議の中では、竹島での韓国による構築物建設や日本大使館前の慰安婦の石碑建設計画等の動きがある中での野田首相の訪韓にあわせた朝鮮王朝儀軌の持参に明確に反対しています。
申し入れ後に行ったぶら下がり会見の模様を掲載いたしますので、是非ご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=iQtkjjyUFKg
◆ JR東日本に1万5千人の署名を提出
9 月27日、私は自民党埼玉県議団の奥ノ木信夫団長、同・川口市議団の代表として、松本英彦副団長・宇田川好秀幹事長・板橋智之政調会長と共にJR東日本本社を訪れ、鉄道事業担当副社長・投資計画部長・開発戦略部長・運輸車両部次長の方々と面談を行い、湘南新宿ラインの川口駅停車について再度要望いたしました。
平成21年 7 月には川口市議団一同と一緒にこの本社を訪ね、 2 万 4 千名もの署名簿を提出しています。
今回はその後も私が毎週続けている日曜日の川口駅街頭演説の際に皆様からいただいた約 1 万 5 千名を超える署名を提出してまいりました。
JR側は応対のレベルを最上級に格上げし、これまでの取締役部長に加えて鉄道事業担当の副社長が私たちの要望を聞いてくれました。
◆ 街の発展に不可欠な鉄道機能の増強
会談の要旨は、以下の通りです。
○川口側
自民党川口議員団として、湘南新宿ラインの川口駅停車を要望する。
川口には京浜東北線一本しかなく、ラッシュ時の混雑・積み残しが近年顕著。しかも遅延・運休時には入場制限が為され、駅前広場にまで人があふれるという状況。
2 年前にも署名簿を提出したが、その後も署名活動を続けており、今回1 万 5 千人超の署名を提出する。
○JR側
湘南新宿ラインは栃木など遠距離の方々を早く都心に運ぶという使命を持つ路線。浦和に加えて川口にも停めるとなるとなかなか難しい判断。
川口に対しては京浜東北線をもっと充実させることが大切。山手線が止まると京浜東北線にまで影響が出るので、安全に加えて、安定した輸送ということを目指していく。
皆様の熱い気持ちは重く受け止めるが、今の時点で、はい分かりました、と申し上げることはできない。
川口周辺の輸送状況については、引き続き勉強していきたい。
○川口側
JRが希望する川口駅舎の拡充(駅ビル化)には高度利用地区の許可が必要。都市計画決定の権限を持つ川口市としては、湘南ライン停車と駅舎の拡充はセットと考えている。
今後、西川口・蕨駅周辺の開発で人口が増えると乗降客も増え、さらに川口駅の負荷が高まることになる。
これまで東北線の停車や京浜東北線の始発など20年以上にわたり川口駅の輸送力強化を要望してきたが、実現できなかった。
技術的には工事可能との回答がJR側から初めて出た湘南ラインが停車できないとなれば、川口駅は未来永劫に単独路線駅となってしまう。
問題は単なる交通問題ではなく、川口という都市の発展と未来がかかった基幹問題と位置づけている。
署名運動は組織動員をすることもなく一人一人の積み重ねだ。途絶えることなく署名が集まる。
「湘南ラインが停まるまで運動を続ける」覚悟で始めた。まちの悲願を重く受け止め、引き続き実現に向けた調査検討を行ってほしい。
○JR側
何度も足を運んでいただいていることと、たくさんの皆様の署名をいただいたことは重く受け止めている。
これからも様々な検討と勉強を続けていくことは約束する。
◆ 「停まるまで続ける」覚悟
平成21年 1 月以来、JRとの交渉は正式なもので今回で 5 度目となります。もとより簡単に実現できるものでないことは承知の事です。今後も日曜日の川口駅頭署名活動を続けてまいります。
JRには川口の「本気とやる気」を伝え続けていかなければなりません。皆様の応援とご協力をよろしくお願いします。
10月 7 ・ 8 日、宮城県石巻市でボランティア活動を行いました。
今回は事務局含めて総勢50人、前回から連続参加の方、川口・鳩ヶ谷の方に加え、京都、愛知、千葉、横浜、都内、県内から様々なご縁で応募いただきました。
新 藤 義 孝 |
10月13日に行われた自民党外交部会・外交・経済連携調査会・領土に関する特命委員会合同会議では、野田首相の訪韓にあわせた朝鮮王朝儀軌持参問題ほか、日韓外交・慰安婦問題等について議論しました。
10月18・19日の野田首相の訪韓にあわせて朝鮮王朝儀軌等の図書の一部を持参し、直接引き渡すとの報道について追求しましたが、外務省から明確な説明はありませんでした。外交部会、外交・経済連携調査会、領土に関する特命委員会ではこの問題を含む日韓関係について国益に沿った観点から改善を求める決議をまとめ、政府に申し入れを行いました。決議全文を下に掲載いたしますので、会議の動画とあわせてぜひご覧ください。
9月28日、超党派の国会議員(民主党・原口議員、国民新党・亀井議員、みんなの党・柿沢議員、無所属・城内議員)で領土問題について官房長官・外務大臣に緊急要請を行いました。
領土保全に関する政府内担当部署の設置や、竹島に関する日韓協議の場の設定、尖閣諸島の利活用のための上陸調査の実施等を申し入れています。
要請書の本文と写真を掲載いたしますので、ご覧ください。
官邸にて藤村官房長官に要請書を手渡す。
外務省にて玄葉大臣に要請内容の説明。
終了後、記者からの質問に答える。
9月28日の決算行政監視委員会では、委員長提案で作成した決算資料を私が説明しています。
この資料では、特別会計の不要見込額を一般会計への繰り入れに反映すべきとの指摘や基金廃止による資金の国庫返還要求等、重要な指摘が数多く為されています。このような決算検査報告のポイント整理を委員会として作成したのは初めてのことであり、これを基に21年度決算審査が行われることになります。
資料全文を下に掲載いたしますので、委員会動画とあわせてぜひご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=BJABA6r841s
2011年9月18日JR川口駅東口での街頭演説です。
◆ 正当性に欠ける野田新政権
菅首相がようやっと退陣し、新たに第95代の内閣総理大臣に野田佳彦氏が就任しました。
平成に入り23年間で17人目の首相です。自民党政権末期より続く一年おきの首相交代という悪い流れは断ち切らなければなりません。
しかし、民主党は与党の党首が替わる時=すなわち首相の交代の際には国民に信を問うべき(解散総選挙)と強く主張してきました。
にもかかわらず民主党政権は 2 年で 3 人目の首相を誕生させたのです。新首相候補を選任する民主党代表選挙はわずか 2 日間、しかも国会議員のみの投票です。
国民に開かれた政策論議と丁寧な手続きを無視し、数合わせで誕生した野田政権は、そもそも正当性を欠いていると言わざるを得ません。
◆ 平然と言行不一致する新首相
9 月13日の臨時国会冒頭で野田新首相は所信表明演説を行いました。「[正心誠意]を基本とし、「議会制民主主義の要諦は、対話と理解を丁寧に重ねた合意形成にある」と説き、「ねじれ国会の制約は議論を通じて合意を目指すという、立法府が本来あるべき姿に立ち返る好機でもある」と訴えました。
ここまで高らかに自らの主張を謳いあげながら、国会会期を 4 日間で閉じると決めてしまいました。
私はあまりの言行不一致に呆れ、開いた口がふさがりませんでした。
◆ 独断専行色がさらに強まった新体制
この所信表明に猛反発した野党は、新政権発足後の基本方針と懸案処理のため28日間の国会延長を申し入れました。
民主党は強硬に拒否していましたが、閉会日当日の朝、輿石幹事長より唐突に14日間の会期延長が提案され、 9 月末まで国会は延長されたのです。
突然の方針転換は、民主党の国会対策担当幹部にも知らされておらず、就任したばかりの松本国会対策委員長代理など 3 名が民主党執行部に辞表を提出しました。
国会の会期決定という重要な基本事項が、党の代表である首相と輿石幹事長ら少人数・密室で決められ、強引に実行されたのです。
これは野田新体制が首相の気持ちとは裏腹に、独断専行色がさらに強まっていることを意味します。
◆ 臨時国会で継続法案審議の約束
野田新体制はさらに重要な約束違反をしています。菅内閣末期の 8 月25日、自民党と民主党は、二重ローン救済法案、私学復旧助成法案、原発事故調査委員会法案の継続 3 法案について「次期臨時国会で速やかに成案を得る」という確認書( 8 月25日付け)を取り交わしました。
今開会中の臨時国会は、新首相の所信を聴くだけではなく、約束した継続 3 法案について審議を行い採決する約束になっているのです。
首相の替わる臨時国会で、継続法案の審議を行うためには、
①まず首相の所信に対する衆参両院の本会議質疑に 1 週間。
②新内閣の方針に関する衆参両院での予算委員会の質疑に 1 週間。
③衆参両院の各委員会での新所管大臣の所信と質疑に 1 週間。
④衆参両院での所管委員会による法案審議に最低でも 1 週間。
と最低 1 ヶ月間の会期が必要です。
自民党が主張した28日間の延長には、こうした根拠があるのです。
◆ 14日間の延長は実質ゼロ回答
しかし、延長は 9 月30日までの 2週間のみであり、首相がニューヨークの国連総会で不在の 1 週間は民主党の拒否で国会は開かれず、残りの1 週間は衆参の予算委員会が開かれるだけで閉じられてしまいます。
そもそも 4 日間で国会を閉じた後、閉会中審査で予算委員会を開く、というのが民主党の提案でした。
野党の要求に形だけ応じたふりをして、実質ゼロ回答だったのが今回の国会延長の真相です。
どこに野田首相の云う「正心誠意」や「丁寧な合意形成」があるのか、言葉面だけのご都合主義としか云いようがないのです。
◆ 復旧の遅れは2次補正が原因
野田新政権が一刻も早く取り組むべきは、被災地支援のための第 3 次補正予算です。自民党はすでに 7 月、総額17兆円規模の補正予算が必要と具体的な提案を発表しています。
ところが菅内閣は自らの延命を優先し、財源問題を解決できないまま、前年度の決算剰余金 2 兆円弱を使った小規模の 2 次補正予算しか編成しませんでした。被災地の学校や病院等の本格復旧が遅れているのは、民主党政権の能力不足と稚拙な財政運営が大きな原因です。
しかも、 2 次補正編成で作業が中断してしまったため、 3 次補正編成は着手が遅れ、国会に提出されるのは早くとも10月後半です。
国の第 3 次補正予算が成立しても、実際に地方で使うためには地方議会の歳入受け入れが必要です。
被災地支援は待ったなしなのに、現地に予算が届き、事業が発注できるのは12月議会か来年の 3 月議会以降です。それでも新政権は本格国会を開こうとしていないのです。
◆ とてつもなく心配な来年度予算
さらに問題なのは、来年度の当初予算です。 3 次補正予算の編成作業が遅れたことにより、新年度予算編成作業が大幅に遅れています。
しかもマニフェスト関連予算や社会保障費の自然増を加えると、来年度の歳出は今年度を大幅に上回ることが予想されます。
一方、歳入はいわゆる埋蔵金の「その他収入」をほぼ使い切っており、税収も落ち込む中、果たして予算を組むことが可能なのかどうか、極めて危うい状況です。
歳出を抑えるにはマニフェストの見直しが不可欠ですが、民主党内でマニフェスト見直し派と堅持派の対立が続いている状況では、どうなるかは全く予測不能です。
しかも政府は来年度に発行する国債を44兆円以下とする閣議決定を行いました。これにより今年度と同様、補正予算での国債発行の余地がなくなり、言うなれば来年度に景気が極端に悪くなっても、再び大災害が起きても、思い切った財政措置がとれない、極めて硬直的な国政運営をあらかじめ宣言したといえます。
これは、民主党政権の予算編成が「始めに増税ありき」であることを意味することにもなります。
◆ 3次補正後、速やかに解散すべき
私には、こうした乱暴で稚拙な国政運営しかできない民主党が、国を建て直せるとはとても思えません。
野田首相とは同世代であり、これまでの議員個人の発言には共感できるところもあります。しかし総理大臣としての言動は、党内融和や政治的妥協が過ぎ、言っていることとやっていることがあまりに食い違っているのです。
野田首相は震災復興のため 3 次補正を早急に成立させた後、速やかに解散・総選挙を行うべきです。
国民の信を得ないまま政権に就いていても強いリーダーシップは発揮出来ないことは明らかです。何よりこのままの予算・経済・外交方針では国がもちません。
この国の将来に責任を持つのは今を生きる我々です。これを肝に銘じ、一人でも多くの方に想いが届けられるよう精一杯活動してまいります。
新 藤 義 孝 |
平素より私の政治活動に多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、この度「しんどう義孝 東京フォーラム」を下記の通り開催させていただきます。いわゆる政治資金パーティーですが、私の政治活動を維持する為にとても大切な催しです。
このフォーラムは二部構成であり、第一部は「櫻井よしこ先生による特別講演」が行われます。第二部は「懇親会」であり、自民党の幹事長、政調会長など党幹部に加え、麻生太郎先生、安倍晋三先生にもご挨拶をいただく予定になっております。
会費は決して安い金額ではありませんので、どなたでも気軽にという訳にはいかないことは承知しております。ご迷惑のかからない範囲で、ご都合がよろしければ是非お出かけいただきたいと存じます。
東京フォーラムでお会いできることを楽しみにしております。
衆議院議員 新藤義孝
記
日時 : 平成23年9月29日(木)
開 場 午後4時30分
第一部 講演会 午後5時~5時50分
【講師:櫻井よしこ先生】
第二部 懇親会 午後6時~
会場 : ANAインターコンチネンタルホテル東京
地下1階「プロミネンス」
東京都港区赤坂1-12-33 TEL: 03-3505-1111
会費 : 20,000 円
*この催しは、政治資金規正法第8条の2に規定する政治資金
パーティーです。
◎お問い合わせ先 「しんどう義孝 東京フォーラム」事務局
〒332-0034 埼玉県川口市並木1-10-22
TEL:048-254-6000 FAX: 048-254-5550
先日私が出演しましたチャンネル桜「闘論!倒論!討論!2011 日本よ、今・・・」の動画を掲載いたします。野田新代表誕生を踏まえて、今後の日本政治や竹島・尖閣等領土問題について討論しています。ぜひご覧ください。
【番組の流れ】
冒頭~ 野田新政権と今後の日本政治の見通しについて
51:00頃~ 国家論と政治の役割について
1:44:00頃~ 領土問題を含む国の安全保障について
http://www.youtube.com/watch?v=RZK7Fsj3ab4
【番組の概要】
番組名 : 「闘論!倒論!討論!2011 日本よ、今・・・」
テーマ : 「どうするどうなる!?民主党政権と日本の政治」
日本文化チャンネル桜(スカパー!217チャンネル)
インターネット放送So-TV (http://www.so-tv.jp)
チャンネル桜YouTubeオフィシャルページ (http://www.youtube.com/user/SakuraSoTV?gl=JP&hl=ja)
ニコニコチャンネル132Ch. (http://ch.nicovideo.jp/channel/ch132)
パネリスト : 潮匡人(評論家)、宇都隆史(参議院議員)、衛藤晟一(参議院議員)、小池百合子(衆議院議員)、新藤義孝(衆議院議員)、長尾敬(衆議院議員)、山村明義(作家・ジャーナリスト)
司会 : 水島聡(日本文化チャンネル桜 代表)
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10月7・8日、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市にて被災地支援のボランティアを行います。
下記の募集要項をご覧になり、参加をご希望の方は、新藤義孝事務所(TEL 048-254-6000)まで電話でお申し込みください。たくさんのご参加をお待ちしております。
また参考までに、これまでに私が被災地に入った際の動画(3本)を下に掲載いたしますので、ぜひご覧ください。
【8月26・27日石巻ボランティア動画】
http://www.youtube.com/watch?v=Rk_G_0_TfDg&feature=player_embedded
↓ ボランティア募集要項 (PDF版はこちら)
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新藤義孝・東日本大震災ボランティア参加者募集!
主催:新藤義孝後援会事務局
東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地支援のため、皆様と一緒にボランティア活動を行います。
お一人様からの参加もOKです。皆様の応募をお待ちしております。
○期 日
平成23年10月7・8日(大型バス車中1泊2日)
○出発時間・場所
10月7日 23時 受付/24時出発 川口駅西口リリア前に集合
○活動先
宮城県石巻市
○活動内容
自民党石巻支部と連携し、現地からの要望に基づき、避難所や広場で支援活動を行います。
参加される方の特技や趣味、資格を活かした支援も可能です。事務局までお申し出下さい。
(例)炊き出し、植栽、アトラクション(太鼓演奏等)、マッサージなど
○募集人数
40名(定員になり次第、受け付け終了とさせていただきます)
○参加資格
20才以上の健康な方なら、どなたでも参加できます
(お近くの社会福祉協議会にてボランティア保険に事前に加入するようお願いします)
○費 用
7,000円 ※当日受付で申し受けます
(バス代、支援経費〈食材・花など〉、現地での昼食、帰りバス車内での夕食)
※朝食は高速道路のサービスエリアで各自おとりいただきます。
○持ち物
現地で行う活動内容に応じてご用意願います
(例)作業着、運動靴、軍手、帽子、タオル、水筒(飲料水)、着替え、虫除けスプレー等
○日 程
10月7日23時 受付 川口駅西口リリア前
24時 出発(車中泊) 早朝、高速道内SAで朝食
10月8日 7時 石巻市到着 各活動場所へ移動、作業準備
9時~ 活動開始 炊き出し・植栽・ガレキ撤去等
15時 活動終了・片付け
16時 石巻市出発
22時 川口到着・解散
※上記の内容は現地の状況等をふまえ、変更する場合がありますのでご了承下さい
○お申し込み・お問い合わせ先
新藤義孝後援会事務所 TEL048-254-6000
—————————————————————-
【7月17日、石巻にて】
【3月31日、石巻にて】
8月8日、朝日ニュースター「ニュースの深層」に出演しました。テーマは、鬱陵島視察問題をはじめとする竹島問題についてです。キャスターが韓国人女性であったため、かなり突っ込んだ議論となりました。ぜひご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=DywHvasHdew&feature=player_embedded
私が委員長代理を務める自民党領土に関する特命委員会では、9月13日午後、東京・東八潮にある「船の科学館」を訪れ、同館1階で開催されている「日本の海‐まもるべき島々‐」
http://www.youtube.com/watch?v=eJ36mEEIOOA
竹島に関するマッカーサーライン、サンフランシスコ平和条約、李承晩ライン等資料
2011年9月4日 JR川口駅東口での街頭演説です。
2011年9月4日 JR川口駅東口での街頭演説です。
8 月26・27日、私は有志の皆様と宮城県・石巻市でボランティア活動を行いました。募集は40名でしたが大きく上回り、皆様の「何かしたい」という強い想いに感謝するとともに、残念ながらご一緒できなかった方々にお詫び申し上げます。
現地には大型バスを借りて、26日深夜12時に川口を出発、途中休憩をはさみながら朝 7 時頃に石巻に到着しました。
◆ モルディブからツナ缶の支援が
今回のボランティアには、特別ゲストとして在日本モルディブ大使が同行しました。モルディブはインド洋に浮かぶ約1200の島々から成る、人口約30万人の国です。
私は縁あって国会に設置されている「日本・モルディブ友好議員連盟」の幹事長を務めております。
8 月中旬にモルディブのカリール大使から私たちの議連に、「東日本大震災への支援物資として、国民の募金により調達したツナ缶60万個を被災地に運びたい」との相談がありました。
ご縁というのはこういうもので、ちょうど被災地支援のボランティア活動を計画していた私がそのことを話し、大使はぜひ同行して自らツナ缶を東北の被災地の皆さんに渡したいということになったのです。
◆ 被災地の現状を直接確認する
石巻に到着して、まず私は特に被害が甚大だった海辺を案内しました。震災直後の 3 月31日、7 月17日に続き 3 回目になりますが、街ごと津波に奪われ、無人の荒れ果てた惨状はそのままです。
ガレキは近くの公園や空き地にうずたかく積み上げられたままで、いつ最終処分されるのか目処は立っておりません。そもそも津波で家が流され人が連れ去られてしまった街に、再び住む事が出来るのか、その方針さえ決まっていないのです。
震災から半年が過ぎようとする中、徐々に暮らしは戻ってきておりますが、道の片側はさしたる被害もないのに、その反対側は津波で全滅という光景を見せられる度に「あの津波さえなければ」という想いで一杯になります。
電子制御機能の喪失により交通信号が点灯せず、いまだに他県からの応援警察官による交差点の交通整理が行われているのです。
道路脇に見かける墓地には真新しいお墓が立ち、お葬式の案内を見る度に胸が締め付けられます。
◆ 自民党石巻支部との連携による計画
私たちの被災地支援計画は、私を3 月に案内してくれ、自らも被災者である自民党石巻支部長の斎藤さんの協力を得て、行政の行き届いてない部分や、現地の要望などを細かく聞いて、かつ、私たちが対応可能な範囲で作っています。
◆ 小学校の花壇に花を植える
今回の支援場所である石巻市立大街道小学校は、被災直後には学校全体に2000人が避難していました。今でも60人の方々が体育館を避難所にしており、不自由な暮らしを強いられています。
学校全体が 2 メートルくらいの津波をかぶり、潮と泥にまみれてしまいました。学校にいた子どもたちは上の階に逃れて無事でしたが、保護者に連れ帰られた子どもの中には、親子ともども犠牲になった人もいると聞きました。
今回は学校側の要望を受け、正門前の花壇を復旧しました。新しく植える花と土は川口の植木屋さんや農業者から寄付をいただき、バスとは別に 4 トンと 2 トンのトラックで運びました。運転は私の秘書さんたちと川口の機械屋さんご夫婦が頑張ってくれました。
まずは植え替え場所の雑草をとり土を掘り出し捨てながら、新しい土に入れ替えます。私も一緒にやりましたが、かなり腰に来る作業です。
出来上がった花壇を見た小学校の教頭先生が、ものすごくきれいだ、と喜び、子どもたちが学校に来たらびっくりしますよ、と言ってくれ、私たちは疲れを忘れました。
◆ 炊き出しを提供
もう一班は炊き出しです。夏なので、メニューはカレー・焼きそば・焼き肉・焼き鳥などです。バーベキューセットや機材は商店街などから借り、机やテントは私の幼稚園のものを提供しました。
川口で集めた食材を皆で汗だくになりながら調理し、体育館で避難生活を送る方や周辺住民の方にふるまいました。
モルディブ大使によるツナ缶贈呈式を行い、集まった人々に袋に分けて缶づめを配りました。プルオーバーなのでその場で開けて食べましたが、特にカレーライスとの相性が抜群でみなさんに喜ばれました。
この日はお茶に加え、生ビールと焼酎も出しました。被災地支援に不適切かと迷いましたが、現地関係者の意向を聞き、学校側の了解を得て提供することにしたのです。
結果的には大好評となり、会場は盛り上がりました。ボランティアと被災者との交流も、何より生まれて初めてモルディブ人を見た人たちでしたが、あっという間に楽しい人の輪ができたのです。
◆ 川口の初午太鼓で皆が元気に
炊き出しの後半は、川口の初午太鼓が披露されました。栄町 2 丁目の太鼓グループ有志がボランティアに参加してくれ、太鼓を現地に持ち込み演奏しました。その力強い響きは皆を勇気づけ、慰め、大いに元気を伝えてくれたと思います。
会場に来ていた野球チームの子どもたちも誘われて太鼓をたたき、私とモルディブ大使との太鼓合戦も急きょ行われました。
そして演奏が終わった後、それまで見ていたお年寄りの皆さんが太鼓の周りに集まり、太鼓をたたきながら唄い出したのです。「今年は盆踊りどころではなかったけど、今日はやっとお祭りができた。」と嬉しそうに言ってくれた時には、胸が詰まりました。
◆ 「前を見て、笑ってがんばる」
今回は「楽しくやること」を一つの目標にしました。被災地の現実はとてつもなく厳しく、悲しみは消えません。しかし日々の暮らしは容赦なくやってきます。
「ここまでひどい目にあうと、あとは前を見て、笑ってがんばるしかないんだよ。」被災者の方々から話を聞かせてもらった時の言葉が今も私の耳に残っています。
一方で、多くの日本人は何かお手伝いがしたい、という気持ちがあっても、いつ、どこで、何をすればよいか、情報もない状態です。
私たちが企画している被災地支援ボランティア活動は、自分たちで出来ることを、出来るときに、楽しくやろう、という考えで始めました。
もちろん私たちの活動ではすべてのニーズをカバーするどころか、微々たるお手伝いしかできません。
しかし、一度で終わりにせず、何度も継続しながら、我々の手で少しでも笑顔と元気を届けたいと願っています。
◆ みんなの笑顔と元気を届けたい
片付けが終わりお別れのとき、子どもとお年寄りが、本当にずっと私たちの姿が見えなくなるまで見送ってくれました。ボランティアの中には被災者とふれあい、互いに涙ぐむような交流をされた方もおります。
「人は人との絆によって生かされている」ことを実感します。
次回は10月 7 ,8 日です。お気持ちのある方には、ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
新 藤 義 孝 |
竹島問題で積極的に発言している拓殖大学の下條教授の記事が「WEDGE」に掲載されました。
下條教授は、私が韓国に入国を拒否される前日に韓国に渡ろうとし、同じく入国を拒否されています。その時のことを含めて、竹島問題における鬱陵島の意味や民主党外交の失敗等について書かれています。ぜひご覧ください。
○WEDGE 「韓国追放の記 竹島問題のカギ握る鬱陵島の真実」下條正男(PDF)
○WEDGEへのリンク
「チャンネル桜」の番組収録しました。民主党の問題点、野田内閣について、竹島・尖閣諸島など領土問題について討論しました。詳細は下記の通りです。ぜひご覧ください。
番組名 : 「闘論!倒論!討論!2011 日本よ、今・・・」
テーマ : 「どうするどうなる!?民主党政権と日本の政治」
民主党新代表決定を踏まえた上で、これからの日本の政治
について自由に討論
放送予定日 : 平成23年9月3日(土) 20:00~23:00
日本文化チャンネル桜(スカパー!217チャンネル)
インターネット放送So-TV (http://www.so-tv.jp)
チャンネル桜YouTubeオフィシャルページ
(http://www.youtube.com/user/SakuraSoTV?gl=JP&hl=ja)
ニコニコチャンネル132Ch.
(http://ch.nicovideo.jp/channel/ch132)
パネリスト : 潮匡人(評論家)、宇都隆史(参議院議員)、衛藤晟一(参議院
議員)、小池百合子(衆議院議員)、新藤義孝(衆議院議員)、
長尾敬(衆議院議員)、山村明義(作家・ジャーナリスト)
司会 : 水島聡(日本文化チャンネル桜 代表)
今回私は、8月26,27日に宮城県石巻市でのボランティアを計画しました。定員の40名を越えるたくさんの方にご応募いただき、深く感謝いたします。
当日は深夜に川口を出発し、現地へと向かいました。今回は特別ゲストとして在日本モルジブ大使も同行しました。モルジブからは被災地への支援物資として60万個のツナ缶が届けられていますが、日・モルジブ友好議連幹事長を務める私が、そのうちの一部を今回のボランティアで石巻に届けさせていただきました。
現地に着くと、まず特に被害が甚大だった海辺の状況を視察し、その後、目的地である大街道小学校に向かいました。小学校では花壇に花を植え、またカレー・焼きそば・焼き肉・焼き鳥などを体育館で避難生活を送る方や周辺住民の方にふるまいました。モルジブのツナはカレーとの相性抜群でみなさんに喜ばれていました。また川口の初午太鼓も披露され、地元の子供たちも興味津々で、演奏終了後には夢中で太鼓を叩いていました。車中泊の強行日程でしたが、被災者の方に「楽しかった。また来てほしい。」と言われ、疲れも吹き飛びました。
このボランティア企画は今後も続ける予定であり、次回は10月7,8日です。ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。
(動画youtubeアドレス)http://www.youtube.com/watch?v=Rk_G_0_TfDg&feature=player_embedded
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新藤義孝・東日本大震災ボランティア参加者募集!
主催:新藤義孝後援会事務局
東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地支援のため、皆様と一緒にボランティア活動を行います。
お一人様からの参加もOKです。皆様の応募をお待ちしております。
○期 日
平成23年10月7・8日(大型バス車中1泊2日)
○出発時間・場所
10月7日 23時 受付/24時出発 川口駅西口リリア前に集合
○活動先
宮城県石巻市
○活動内容
自民党石巻支部と連携し、現地からの要望に基づき、避難所や広場で支援活動を行います。
参加される方の特技や趣味、資格を活かした支援も可能です。事務局までお申し出下さい。
(例)炊き出し、植栽、アトラクション(太鼓演奏等)、マッサージなど
○募集人数
40名(定員になり次第、受け付け終了とさせていただきます)
○参加資格
20才以上の健康な方なら、どなたでも参加できます
(お近くの社会福祉協議会にてボランティア保険に事前に加入するようお願いします)
○費 用
7,000円 ※当日受付で申し受けます
(バス代、支援経費〈食材・花など〉、現地での昼食、帰りバス車内での夕食)
※朝食は高速道路のサービスエリアで各自おとりいただきます。
○持ち物
現地で行う活動内容に応じてご用意願います
(例)作業着、運動靴、軍手、帽子、タオル、水筒(飲料水)、着替え、虫除けスプレー等
○日 程
10月7日23時 受付 川口駅西口リリア前
24時 出発(車中泊) 早朝、高速道内SAで朝食
10月8日 7時 石巻市到着 各活動場所へ移動、作業準備
9時~ 活動開始 炊き出し・植栽・ガレキ撤去等
15時 活動終了・片付け
16時 石巻市出発
22時 川口到着・解散
※上記の内容は現地の状況等をふまえ、変更する場合がありますのでご了承下さい
○お申し込み・お問い合わせ先
新藤義孝後援会事務所 TEL048-254-6000
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本日(2011年8月31日)、自民党文部科学部会・外交部会・拉致問題対策特別委員会の合同会議が緊急に行われ、朝鮮学校無償化手続きの再開を決めた政府の対応を厳しく質した上で、「朝鮮学校無償化手続き再開に強く抗議し即時撤回を求める決議」を採択しました。
明日以降、現内閣(菅内閣)、次期内閣(野田内閣)を厳しく追及し、中止撤回を求めてまいりますので、応援よろしくお願いいたします。
8月25日の領土に関する特命委員会で、私が政府に要求した、尖閣諸島領海に侵入した中国船の動画を公開します。中国漁業監視船の日本領海侵入は初めての
8月25日 自民党領土に関する特命委員会の模様です。 ①尖閣諸島近海領海への中国漁業監視船の侵入 ②決算行政監視委員会での尖閣上陸視察の検討状況 ③韓国入国禁止措置に関する韓国側からの回答状況 の3つが議題となっています。
議題ごとに動画を掲載いたしますので、ぜひご覧ください。
○尖閣諸島近海領海への中国漁業監視船の侵入について
○決算行政監視委員会での尖閣上陸視察の検討状況について
○韓国入国禁止措置に関する韓国側からの回答状況
8月24日、尖閣諸島周辺の日本の領海にはじめて中国の漁業監視船が侵入しました。海上保安庁は再三警告をし、一旦は領海外に退去しましたが、再び領海内に入り、その後接続水域内を航行しました。
しかもこの漁業監視船は海上保安庁の巡視船に対し、無線で尖閣に対する中国の領有権を主張し、その旨を電光掲示板で掲げています。確信的で、極めて悪質な行為だということが分かります。
私が委員長を務める決算行政監視委員会が尖閣諸島の上陸視察を検討中、との報道が出た翌日に事態が発生していることをどう理解すべきでしょうか?(下の産経新聞・時事通信記事を参照ください)。
いずれにしても中国側の行動がエスカレートしていることは間違いありません。
今回の経過について説明した海上保安庁の資料と写真を下に掲載しますので、ぜひご覧ください。
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衆院決算委、尖閣諸島に上陸視察を検討
衆院決算行政監視委員会(新藤義孝委員長、自民)は23日、わが国固有の領土でありながら中国などが領有権を主張している尖閣諸島(沖縄県石垣市)に上陸視察する検討に入った。同日の理事懇談会で、政府から尖閣諸島の警備実態など聴取した。与党側は慎重姿勢を示しているが、実現すれば日本が尖閣諸島を有効に支配している実態を国際的にアピールする効果もある。
理事懇では、野党側が尖閣諸島の有人利用について審議を行う上で、生態系や環境などの情報が不足しているとして上陸視察を提案。与党側は「新内閣の外交方針を見極める必要がある」と即答を避けたが、新藤氏は「ぜひ上陸視察すべきだ」と主張した。与野党が合意すれば、実施は9月以降になる見通し。
尖閣諸島のうち、最大の魚釣島など4島は私有地で政府が平成14年から貸借管理している。政府は「何人も上陸を認めない」との方針で、海上保安庁の船舶による移動支援を拒否することも予想される。
ただ、新藤氏は産経新聞の取材に対し「国会は立法府として正に国の機関の一部だ。国会の要請を政府が拒否することは難しいはずだ」と指摘した。
尖閣諸島の調査については、大平正芳内閣時の昭和54年、沖縄開発庁(当時)の調査団約30人が魚釣島に上陸。仮設へリポートを建設した上でボーリング調査を行うなど利用開発の可能性調査を実施。国会議員では平成9年に西村真悟衆院議員が魚釣島を上陸視察した例がある。
尖閣諸島の有人利用をめぐっては地元石垣市と市議会が荒天時の漁船の避難港整備などを求めている。昨年10月、市と市議会が固定資産税課税のための実地調査を求め上陸許可を要請したが政府は許可しなかった。
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尖閣の上陸調査検討=衆院決算委
2011.8.23 15:44 (時事通信)
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中国漁業監視船の尖閣諸島への接近について(第1報)
1.本日8月24日午前6時16分頃、尖閣諸島久場島北北東約30キロメー
トル(16.3海里)を南南東向け航行中の中国漁業監視船「漁政3100
1」を、尖閣諸島久場島北北東約33キロメートル(17.6海里)を南南
東向け航行中の「漁政201」を当庁巡視船が確認しました。
「漁政201」にあっては午前6時36分に、「漁政31001」にあって
は同6時44分に、尖閣諸島久場島北北東の我が国領海内に入域し、午前7
時9分と同7時13分にそれぞれ尖閣諸島久場島北東の我が国領海を出域し
ました。
また、「漁政201」にあっては、午前7時41分に尖閣諸島久場島東北東
の我が国領海内に再入域し、同7時48分に出域しました。
午前8時15分現在、両船は、尖閣諸島久場島東約27キロメートル(1
4.6海里)の我が国接続水域内を領海線に沿って南向け航行しています。
2.当庁では、巡視船、航空機により、我が国領海に侵入しないよう無線等で
警告するとともに、監視警戒を行っています。
3.尖閣諸島周辺海域の気象海象状況
天気:晴れ、風:南の風4m/s、風浪:0.5m、うねり:0.5m、
視程15キロメートル
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中国漁業監視船の尖閣諸島への接近について(第2報)
1.午後零時30分現在、「漁政201」及び「漁政31001」は、尖閣諸島
魚釣島南西約26キロメートル(14.0海里)の我が国接続水域内を領海
線に沿って北西向け航行しています。
引き続き、当庁巡視船により、領海内に侵入しないよう警告を実施してい
ます。
本日午前7時48分、「漁政201」が我が国領海を出域して以降、両船の
領海内入域はありません。
2.その他
接続水域内を航行中の「漁政201」及び「漁政31001」並びに「漁
政201」を監視警戒中の巡視船「りゅうきゅう」の画像3枚(午前6時3
0分頃、久場島北北東約30キロメートル(約16.3海里)で撮影)を添
付します。
○中国巡視船「漁政201」
2つの船の艦橋横側の電光掲示板はこれまでは無く、今回初めて設置されたものです。中国側の用意が計算されたものであることを物語っています。
○中国巡視船「漁政31001
○中国巡視船「漁政201」を監視警戒中の巡視船「りゅうきゅう」(手前が「りゅうきゅう」、奥が「漁政201」)
◆ 早急な対策が望まれる尖閣諸島問題
私の韓国・鬱陵島視察については、たくさんの皆様から激励やご心配をいただき、文中より厚く感謝申し上げます。
また今回の行動は一過性のものであってはならず、竹島領土問題の解決と日韓の真の信頼構築に向け、今後もしっかり活動して参ります。
竹島問題と同様に早急に対策をとらなければならないのが、尖閣諸島問題です。尖閣諸島は我が国固有の領土ですが、中国が領有を主張し、昨年 9 月の漁船衝突事件に代表されるよう、その動きを強めています。
◆ 中国側の動き:千隻の船が尖閣に
昨年暮れには、日米沖縄返還協定調印40周年を迎える本年 6 月17日に1000隻の中国船で尖閣諸島を取り囲む、という計画が明らかになりました。
東日本大震災の被害を考慮し実施されませんでしたが、活動家を乗せた中国や台湾の船が、尖閣めがけて近づいてきたことは事実です。
また昨年 9 月の漁船衝突事件以降、尖閣諸島周辺の日本の接続水域(領海の外側約22キロ)で中国の漁業監視船が確認された例は実に12回にのぼります。
8月24日には、行政監視委員会による上陸視察報道を受けたかのように、2隻の中国漁業監視船が接続水域を越え、初めて我が国領海に侵入しました。日本の抗議に対し、中国大使は、尖閣諸島は中国の領土だと主張しています。
中国海軍は 3 年前より沖縄を通過して外洋訓練を始めました。今年の春も計11隻からなるミサイル駆逐艦などの中国艦隊がこの付近を通過し、西太平洋で訓練を行っています。
◆ 中国軍機が尖閣・与那国へ飛来
報道によれば 6 月29日、中国軍の戦闘機が尖閣諸島から与那国島上空を飛行したため、沖縄の航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)を行ったことも明らかになっています。中国軍機がこの海域まで飛来したことは初めてのことであり、海に加え空にまで中国が圧力をかけ始めているのです。
◆ 「日本と闘い主権守った」と総括!?
中国の2011年版外交白書では昨年の尖閣諸島沖漁船衝突事件について「中国は日本による中国漁民、漁船の不法拘束に対して断固として闘い、国家主権を守った」と総括しました。
この中国版白書では、尖閣諸島について「古くから中国固有の領土で、争いのない主権を有する」と主張し、「日本は中国の領土、主権と中国人の人権を深刻に侵害した」として謝罪と賠償を求めています。
中国は南シナ海に続き東シナ海を「核心的利益」と位置づけ、それを確保するための行動を「確信的」に取っていることがご理解いただけると思います。
◆ 上陸を認めず、無人島政策の日本
一方、我が国は尖閣諸島を法的・歴史的に領有し、固有の領土として支配しております。民間人が所有する魚釣島外 3 島は政府が賃借し、大正島と 3 つの岩礁は国の所有です。
しかし限られた政府関係者以外は何人の上陸を認めておらず、無人の島となっています。
今のまま領有権を主張するだけで何ら島を活用せずして、今後も尖閣諸島を安全に守っていけるのでしょうか?
私は日本の島としてこれらの島を有効利活用し、目に見える形で実効支配を示し、我が国の主権と領土を守る意志を国内外に明確にしなければ、尖閣諸島を守り維持していくことは到底出来ないと考えています。
◆ 島の有効活用のための上陸調査を
自民党の領土特命委員会ではこれまで何度も尖閣諸島の利活用について政府に提言を行ってきました。(尖閣諸島に関する2回の決議はこちら)
本年 2 月16日の決議では、荒天時の漁船の避難港整備、灯台の改修、気象観測所の設置、漁船に情報提供を行う無線中継所の設置、監視レーダーサイトなど、有人施設の設置を求めています。
そして、政府に島の利活用の推進を促すと共に、国会においても国政調査権に基づき尖閣諸島に上陸し、実地調査を行うべきとしました。
また、地元自治体である沖縄県石垣市も政府に対し尖閣諸島上陸の要請書を提出しています。
尖閣での昭和20年疎開船遭難事件慰霊祭の実施、固定資産税課税のための実地調査、自然環境・生態系の現状把握、の 3 つがその理由です。
しかし、政府は「島の平穏かつ安定的な維持・管理」を理由にことごとく拒否し、日本の島ながら誰も近づけない状態が続いているのです。
◆ 行政監視委員会による上陸視察
このような政府の対応を質すため、7 月14日の決算行政監視委員会では、自民党の下村博文議員より尖閣諸島の上陸視察を委員会として行ってはどうか、との提案が委員長の私に対してなされ、それを受けて私は委員会の理事会で対応を協議することにしました。
8 月10日の理事会で議題として取り上げたところ、 8 人いる民主・自民・公明各党の理事より政府から現状を事情聴取すべきとの意見が出されました。
8 月23日には理事懇談会を開き、政府からの説明を聞きました。
島には灯台の維持管理補修のために海上保安庁が年 1 回上陸するだけです。絶滅危惧種に指定されている生態系が24種生息し、センカクモグラなど10種が尖閣諸島固有の種であり、これらが島で繁殖した300頭のヤギによって壊滅する恐れがあるそうです。
政府はこれらの現状を衛星写真の分析で把握していると言いましたが、日本生態学会からは、厚い樹木で覆われた島の地表の詳しい状況は衛星写真では分からず、上陸調査が必要との要望が出ていることも確認しました。日本ほ乳類学会からは野生ヤギ駆除の要望も出ています。
◆ 32年前の調査、3年前の上空視察
政府はかつて、尖閣の利用開発のための調査を実際に行っています。昭和54年の大平内閣で、当時の沖縄開発庁の調査団30人が魚釣島に上陸し、仮設ヘリポートを建設した上で 7 日間にわたってボーリング調査等を実施したのです。
また、平成20年には、決算・行政監視委員会でも当時の枝野幸男委員長らにより尖閣諸島の上空視察が行われております。
◆ 国政調査権の発動による実地調査
現在、政府は政府関係者以外の尖閣上陸を認めていません。しかし、国権の最高機関である国会が、国政調査権による尖閣諸島への実地調査を意志として示せばどうでしょうか。政府も国民の代表である国会の意志は簡単には拒めないはずです。
決算・行政監視委員会は衆議院議長より委員会審議に当たり、国の行政全般を監視するための国政調査要請を受けており、委員長の私は審議を深めるため、現地に赴き状況を把握する必要があると考えています。
尖閣諸島に対しては、賃借料だけでも約10年間に 2 億 5 千万以上の国費が投入されており、国の行政がどう施されているかも確認しなければなりません。それが決算行政監視委員会の役割なのです。
◆ 「国民の声」をお願いします!
理事会での協議は結論が出ず、継続しています。各理事からは「現地事情や生態系情報が不足していることから積極的に上陸調査を行うべき」、「新内閣の外交方針を見極める必要がある」などの意見が出ており、私は 8 月31日の国会会期末までに委員会の意見を集約し、政府に対し私たちを現地に運ぶ手段を確保するよう要請したいと考えています。
ぜひ皆様には、委員会の意見集約がよい方向にまとまるよう、かつ政府が立法府の委員会による尖閣諸島上陸視察を受け入れるよう、「国民の声」を上げていただきたく、お願い申し上げます。
新 藤 義 孝 |
2011年7月14日の決算行政監視委員会の模様です。
尖閣諸島への上陸、実地踏査について下村博文議員が提案し、私が委員長としてそれを受けて理事会で協議することになりました。
ぜひご覧ください。
2011年8月19日、韓国MBC放送からのインタビュー取材を受けました。8月1日の韓国入国拒否や最近の日本での韓流を放送するテレビ局への抗議運動等についてお話ししています。ぜひご覧ください。