2003年9月8日 パノフ駐日ロシア大使との昼食会で懇談
ロシア退役原潜解体事業「希望の星」プロジェクトや極東ロシアとの関係強化に熱心に取り組んでいる新藤政務官は、在日7年になるロシアのアレクサンドル・パノフ駐日大使に昼食に招かれた。冒頭、パノフ大使は、長らく停滞していた退役原潜解体事業が新藤政務官の熱意により、日露両国の友好の証「希望の星」として本格的に動き出したことをロシア側は高く評価しており、本日はそのお礼と今後の日露両国関係についてお話を伺いたいと考えお招きした旨述べた。
新藤政務官は、「希望の星」プロジェクト、サハリンでの原油・天然ガス関連事業、シベリア原油を極東に運ぶ太平洋パイプライン・プロジェクトの現状や今後の展開等について、パノフ大使と極めて友好的かつ率直に意見交換を行った。また、先般の六者協議を受けた北朝鮮情勢も話題に上り、新藤政務官は、拉致問題、核・ミサイルの問題等についての日本側の立場や日本国民の気持ちについて説明、ロシア側の理解を求めた。
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