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第 36号 2004.12.13 発 行 |
![]() −安心・公平な年金制度の確立を−
■依然不信続く年金問題 10月1日から年金制度改革法が施行され、厚生年金と共済年金の保険料が引き上げられました。さらに来年4月からは国民年金保険料が引き上げられる一方で、年金給付が引き下げられることになっています。 少子高齢化が加速する中、年金問題は私たちの暮らしに直結する最も切実な課題のひとつです。しかし、国民が納得し安心のできるビジョンの欠如、社会保険庁による度重なる基金のずさんな運用など、年金に対する国民の不信感はますます増大しているのではないでしょうか。 会計検査院はこの11月、「国民年金保険料の未納期間が過去2年間に1か月以上ある人が、昨年度は1130万人にのぼる」と発表。社会保険庁が繰り返してきた「過去2年間保険料を全く納めていない人数は全国で327万人」という説明よりもさらに深刻な実態が明らかになりました。
■「障害者無年金問題」とは? 現行の年金制度は、さまざまな問題を抱えています。そのうちのひとつが、今回のテーマである「障害者無年金問題」です。 現在、障害をもった方への所得の保障には、生活保護と障害年金という制度があります。このうち生活保護は広く一般の生活困窮者を対象とする制度であり、障害者への特別な所得保障ではありません。一方、障害年金は障害の状態に対応し障害者へ支給される制度です。 障害基礎年金の支給を受ける条件として、障害を負った時に国民年金に加入していなければいけません。しかし、様々な理由で加入しておらず障害基礎年金を支給されない人たちが「無年金障害者」です。 障害者が無年金になるケースは、主に次のようなものがあります。
■誰にも公平な年金制度の実現を この障害者無年金問題は今国会で審議され、議員立法の「特定障害者給付金法案」が可決成立する見通しとなりました。来年4月から1級障害者に月5万円、2級障害者に月4万円の「特別障害給付金」が支給されることになります。 これは年金制度是正への素晴らしい進展と言えますが、しかし今回は前述したAの学生無年金障害者とBの専業主婦だった人のみを対象としており、不自由な体で厳しい生活を続けてきた無年金障害者の方たち全てが救済されるわけではありません。「拠出に基づく年金」を基本とするわが国の年金制度との整合性をふまえた上で、福祉的措置で対応することを含め、今後幅広い観点から検討する必要があるでしょう。 この無年金障害者のケースのみならず、現在の年金制度は多様化する今の社会には合わず、多くの問題をその場その場で取りつくろってきたにすぎません。誰もが信頼し、将来を託すことのできる制度を確立するために、私は広く皆様の理解を求め、提言を続けて参りたいと思います。 ■11月28日 キッズサッカージャンボリー 開催 ![]() 試合と並行して大宮アルディージャの選手によるサッカークリニックも開催。参加者全員に認定証や記念品が授与されました。 本大会には多くの皆様からご支援を賜りました。改めて御礼申し上げます。 ![]() ■祝 浦和レッズ優勝・大宮アルディージャJ1昇格 11月20日はサッカー王国・埼玉の記念すべき一日となりました。 J1で首位を独走していた浦和レッズが浦和駒場スタジアムで名古屋グランパスと対戦。1−2で敗れたものの2位のガンバ大阪も敗れたため、勝ち点差7で2試合を残してリーグ初制覇が決まりました。また、大宮サッカー場では、J2の大宮アルディージャが水戸ホーリーホックを3−1で降して11連勝。J1昇格が確定しました。 来季はJ1の舞台で、浦和レッズと大宮アルディージャが対戦する「さいたまダービー」が実現します。私も一サッカーファンとして、今から観戦を心待ちにしています。 ![]() 昭和33年川口生まれ。明治大学卒業。 川口市役所で地方自治を経験し、市議を経て、 平成8年38歳で衆議院議員に。当選2回。 小泉内閣では総務大臣政務官(43歳)、 続いて国会対策副委員長、 外務大臣政務官(44歳)を歴任。 昨年11月の総選挙で惜敗。次をめざす46歳。 ☆ 新藤義孝後援会事務所 ☆ 〒332-0034 川口市並木 1-10-22 TEL 048-254-6000 FAX 048-254-5550 |
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